日本人所属の韓国・大邱FC、観客が審判にペットボトル投げつけ罰金100万円…判定批判の監督も罰金

2022年08月09日 サッカー #Kリーグ

日本人MF鈴木圭太(24)が所属する韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCと、チームを率いるブラジル人のアレシャンドレ・ガマ監督が懲戒を受けた。

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Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は8月9日、前日の8日に開いた第12回賞罰委員会で、大邱FCとガマ監督に対する懲戒を議決したことを発表した。

大邱FCは、スタジアムの安全及び秩序義務違反に伴う責任で制裁金1000万ウォン(日本円=約100万円)が賦課。ガマ監督は、公式記者会見で判定に対する否定的な言及をしたことで制裁金500万ウォン(約50万円)が賦課された。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)大邱FC(水色)、水原三星(青)

問題が発生したのは、今月3日に大邱FCホームのDGB大邱銀行パークで行われたKリーグ1第26節の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス戦。

大邱FCが1-2で敗れたこの一戦では、試合後に観客が審判陣に向かって投げたペットボトルが副審に直撃し、負傷するというトラブルがあった。当時、ペットボトルを投げた観客は、クラブの警護要員によって警察に引き渡されていた。

また、ガマ監督は試合中に判定に対する抗議をしたとして、レッドカードで一発退場となっていた。ガマ監督は試合後の記者会見でも、「VARによる判定がしっかり適用されたのかが疑わしい」と、判定に対する不満を述べたとして懲戒対象となった。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)アレシャンドレ・ガマ監督

大邱FCは現在、25試合終了時点で5勝12分8敗の勝ち点27とし、12チーム中9位につけている。

今後は明日(10日)の江原(カンウォン)FC戦、13日の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)戦とアウェー2連戦を戦った後、18日には日本の浦和駒場スタジアムで開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で、同じ韓国勢の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースと対戦する。

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