6月28日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、25~26日に行われたKリーグ1(1部)第18節、Kリーグ2(2部)第23節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第18節MVPは江原(カンウォン)FCのFWキム・デウォン(25)だ。
キム・デウォンは6月26日、江陵(カンヌン)総合運動場で行われた江原FC対済州(チェジュ)ユナイテッドの試合で2ゴール2アシストを記録し、江原FCの4-2の勝利に貢献した。
キム・デウォンは前半21分、ペナルティエリア内で相手DFのクリアミスからこぼれたボールを右足で蹴り込み、先制ゴールを決めた。続く前半41分には、右サイドでのフリーキックからゴール前にクロスを上げ、FWイ・ジョンヒョプ(31)のゴールをアシストした。
後半もキム・デウォンの活躍は止まらなかった。後半1分、右サイドを突破したDFキム・ジンホ(22)がゴール前に放ったグラウンダーのクロスをダイレクトでゴールに突き刺し、点差を3-0にまで広げた。その後、済州のFWチュ・ミンギュ(32)に2得点を決められ、追撃を許したが、後半32分、再びフリーキックから今度はDFイム・チャンウ(30)のヘディングゴールをアシストし、チームを勝利に導いた。
この日、キム・デウォンは江原FCが記録した4ゴールすべてに関与する活躍を見せ、第18節MVPに輝いた。
両チーム合計6ゴールが飛び交った江原FCと済州の試合は、第18節のベストマッチに選ばれた。
第18節のベストチームは水原(スウォン)FCだ。水原FCは6月25日、水原総合運動場で行われた水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスとの試合で、ブラジル人MFムリロ・エンリケ(27)、FWチャン・ヒョクジン(32)、FWイ・スンウ(24)がゴールを記録し、3-0と痛快な勝利を収めた。
バルセロナ下部組織出身でエラス・ヴェローナ、シント=トロイデン、ポルティモネンセと渡り歩き、今季からKリーグでプレーしているイ・スンウ。現在までリーグ戦18試合に出場して8ゴール2アシストを記録しており、今節で通算5度目のラウンドベストイレブンに選ばれるなど、好調をキープしている。
Kリーグ2第23節のMVPは慶南(キョンナム)FCのブラジル人FWエルナンデス(22)だ。
エルナンデスは6月26日、光州(クァンジュ)サッカー専用球場で行われた光州FCと慶南FCの試合で1ゴール1アシストを記録し、慶南FCの4-1の勝利に貢献した。
この日の試合は、慶南FCがエルナンデスのゴールで先制した後、光州FCがパク・ハンビンの同点弾で一時追いつく。しかしその後、チアゴ、イ・ミンギ、コ・ギョンミンと連続ゴールを記録した慶南FCが4-1の大勝を収めた。
計5ゴールが飛び交った光州FCと慶南FCの試合は第23節のベストマッチに選ばれ、アウェーで複数得点を挙げて勝利した慶南FCは第23節のベストチームに選ばれた。
以下、Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:キム・デウォン(江原FC)、ラルス・フェルトワイク(水原FC)
MF:イ・スンウ(水原FC)、ムリロ・エンリケ(水原FC)、イ・ミョンジュ(仁川ユナイテッド)、ヤン・ヒョンジュン(江原FC)
DF:カン・ユング(仁川ユナイテッド)、ジョ・ジヌ(大邱FC)、シン・セゲ(水原FC)、キム・ジンホ(江原FC)
GK:パク・ベジョン(水原FC)
―Kリーグ2
FW:チアゴ(慶南FC)、ジョナタン・モヤ(FC安養)、アン・ジェジュン(富川FC 1995)
MF:エルナンデス(慶南FC)、イ・ウヒョク(慶南FC)、ユ・ガンヒョン(忠南牙山FC)、チェ・ボムギョン(忠南牙山FC)
DF:イ・チャンヨン(FC安養)、イ・ジェソン(忠南牙山FC)、キム・ミョンジュン(慶南FC)
GK:チェ・チョルウォン(富川FC 1995)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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