本日(6月2日)、サッカー韓国代表と親善試合を行うブラジル代表。6日には日本代表との対戦も控えているセレソンの現戦力を、本紙『スポーツソウル』が分析した。
現在、世界ランキング1位のブラジル代表は、名実共に世界最強のチームだ。韓国との歴代戦績は、5勝1敗と大きく勝ち越している。直近の対戦は2019年11月19日にUAEで行われた親善試合で、ブラジルが1-3の勝利を収めた。
今回招集されたメンバーはベストと言える陣容だ。
まず現ブラジル代表のトップスター、ネイマール(30、PSG)。今季は負傷で28試合13ゴール8アシストにとどまったものの、依然としてブラジルを代表するFWとして君臨している。
韓国には早めに入国し、約1週間のトレーニングはもちろん、適切な休息でコンディションを調節してきた。ただ試合前日の1日、試合前最後のトレーニングのミニゲーム中に負傷。練習を途中で切り上げていたため、出場の可否に関心が集まっている。
同日、ブラジル代表の主治医は、「(深刻な)足首の負傷ではない。過去に怪我をした部位にトラウマがある」とし、「腫れは少しある。明日(2日)朝まで観察する予定」と述べていた。
そしてもう1人のFWはリシャルリソン(エバートン)が有力だ。2018年からエバートンでプレーしているリシャルリソンは、184センチの長身加えて両足を器用に駆使する。今季は33試合で11ゴール5アシストを記録した。
中盤はルーカス・パケタ(リヨン)、フレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)、ブルーノ・ギマランイス(ニューキャッスル)、ハフィーニャ(リーズ)が有力視されている。
DFラインは堅固だ。センターバックはマルキーニョス(PSG)とチアゴ・シウバ(チェルシー)で、サイドバックはダニ・アウベス(バルセロナ)とアレックス・サンドロ(ユベントス)の出場が有力だ。シウバとアウベスは30代後半だが、依然として衰えを見せず、トップリーグでプレーし続けている。
一方のベンチメンバーも負けず劣らず豪華だ。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に出場し、遅れて合流したヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、カゼミーロ、エデル・ミリトン(レアル・マドリード)、ファビーニョ(リバプール)たちは、時差への適応によって先発出場が難しい。マンチェスター・シティのFWガブリエウ・ジェズスと復活の兆しを見せたフィリペ・コウチーニョ(アストン・ヴィラ)も控えており、誰が出ても高いクオリティを発揮できる。
ただ、GKは少々難しい状況だ。アリソン(リバプール)がUCLによって遅れて合流し、エデルソン(マンチェスター・シティ)は練習中に左太ももを負傷したという。両者は、韓国戦はもちろん、あとに控える日本戦も欠場が濃厚だ。そのため、第3GKのであるエベルトン(パルメイラス)がゴールマウスを守る可能性が高い。
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