サッカー、ブラジル代表のレオナルド・チッチ監督が、韓国代表の“エース”ソン・フンミン(29、トッテナム)以外にも、世界最高峰の舞台で戦うアタッカーを称賛した。
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ブラジル代表は6月2日、ソウルワールドカップ競技場で韓国代表と親善試合を行う。前日に最後のトレーニングを行ったブラジル代表は、練習終了後、公式記者会見に出席した。
ブラジルが最も警戒する韓国の選手は、断然ソン・フンミンだ。2021-2022シーズン、イングランド・プレミアリーグ(EPL)で23ゴールを決め、FWモハメド・サラー(29、リバプール)とともに得点王に輝いた。
チッチ監督は、「ソン・フンミンはワールドクラス」とし、「技術、体力、メンタル的に完璧な選手だと思う。EPL得点王になる資格があると思う。彼が得点王になったのは、決して偶然ではないと思う」と高く評価している。
そしてチッチ監督は韓国に対する印象についての質問に対して、ソン・フンミン、パウロ・ベント監督以外にも、もう1人言及した。
彼は「まずベント監督がどんなサッカーを展開するのかよく知っている。ソン・フンミンがいるが、他の選手たちも競争力を見せている。特にファン・ヒチャン(26)が特別な能力を見せているようだ」とし、「ベント監督は長期間にわたって(韓国代表の)監督を務め、選手たちは調和を成している。しっかり準備できているチームだと思う」と明らかにしている。
特定の選手に対しての質問ではないにもかかわらず、相手チームの監督が個人名を挙げるのは異例のことだ。
チッチ監督が名前を挙げたファン・ヒチャンは昨夏、EPLのウルヴァーハンプトンにレンタル移籍し、デビュー戦でゴールを決めるなどの活躍で、今年1月に完全移籍を勝ち取った。シーズン終盤は13試合無得点と沈黙したが、EPL初シーズンとしては悪くない出来だったと言える。
代表では主力に定着しているファン・ヒチャンが、チッチ監督の言葉通り、強豪との試合で実力を見せられるかに注目されている。
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