本日(4月21日)、マレーシア・ジョホールバルのタン・スリ・ダトー・ハジ・ハッサン・ユヌス・スタジアムで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループIの第3節で、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)と広州FC(中国)が激突する。
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川崎フロンターレ(日本)との初戦を試合終了間際の痛恨の失点で1-1と引き分けた蔚山現代は、続く第2節でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に1-2とまさかの敗戦。現時点で1分1敗の未勝利でグループ3位と、決勝トーナメント進出に黄信号が灯っている。
そんな苦しい状況で迎える広州FC戦に先立ち、20日に行われた前日記者会見には、蔚山現代からホン・ミョンボ監督と韓国代表MFウォン・ドゥジェ(24)が出席。
ホン・ミョンボ監督は「毎回の試合が決勝だという考えを持ち、試合に臨まなければならない状況ではないかと思っている」と覚悟を伝え、ウォン・ドゥジェも「重要ではない試合など存在しない。これから迫る1試合1試合はすべて勝てるように努力する」と並々ならぬ意気込みを語っていた。
以下、ホン・ミョンボ監督、ウォン・ドゥジェとの一問一答。
◇
―試合に向けた覚悟は。
ホン・ミョンボ監督「まだグループステージの試合が残っている。毎回の試合が決勝だという考えを持ち、試合に臨まなければならない状況ではないかと思っている。過去の2試合は我々が望んでいた結果ではなかったが、チームが発展できるさまざまな部分を見出すことができた。このような部分を補完し、前に進んでいきたい」
ウォン・ドゥジェ「最初から最後まで重要ではない試合はないと思う。もう過去の試合は過ぎたことなので、これから迫る1試合1試合で勝てるように努力する」
―今回の試合でメンバーに変化を加えるのか。
ホン・ミョンボ監督「まだ決めていない。今日(20日)の練習を見て、疲労度などさまざまな状況を鑑みて判断する」
―蔚山現代はこれまで常にグループステージを通過してきた。前節までの2試合で良い結果を得られず、決勝トーナメント進出に危機感を感じているのか。
ホン・ミョンボ監督「そんなことは考えていない。今後4試合が残っているので、その4試合をどのように戦うかが最も重要であると考えている。そのため、残りの試合にフォーカスを合わせて準備を進める」
―前節までの2試合ではスロースタートな姿を見せたが、これに対する考えは。
ホン・ミョンボ監督「残念な点はあるが、すべてをこの2試合で理由を探す必要はない。残りの4試合で我々がやるべきことの方向を決めることが重要だと思う」
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