「北朝鮮が抽選操作を望んだ」名将エリクソンの衝撃暴露!南アフリカW杯前の“奇妙な依頼”を告白

かつてベンフィカやローマ、フィオレンティーナなどで監督を務めたスウェーデン人のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏が、2010年南アフリカW杯で北朝鮮から組み合わせ抽選の操作を持ちかけられたことを暴露した。

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エリクソン氏は最近、イギリスメディア『BBCラジオ』に出演。「最も奇妙なスポーツ犯罪」というテーマで進められた放送内で、南アフリカW杯当時に北朝鮮代表から組み合わせ抽選の操作をお願いされたことを明らかにした。

南アフリカW杯前、エリクソン氏は国際サッカー連盟(FIFA)サッカー委員会所属で北朝鮮を訪問。そこで北朝鮮の官僚から「助けてほしい」と頼まれたという。

エリクソン氏は当初、その内容がボールやシューズの支援だと思い、快く引き受けた。ところが、北朝鮮側は「簡単な組み合わせ抽選にしてくれることを望んでいる」と伝えた。“抽選操作”を持ちかけられたため、エリクソン氏はこれを断ったという。

エリクソン氏は「(北朝鮮の提案に)私は(組み合わせ抽選の操作は)“できない”と答えた。不可能なことだった」とし、「北朝鮮の官僚は私の言葉をまったく信じてくれなかったし、その後も私が組み合わせ抽選を操作できると考えていた。(組み合わせ抽選の操作が)私が招待された最も主な理由であり、私が北朝鮮を訪問した理由だったようだ。本当に不思議だった」と振り返った。

(写真提供=韓国サッカー協会)北朝鮮代表(写真は2015年東アジアカップ)

当時、南アフリカW杯で44年ぶり2度目のW杯出場を果たした北朝鮮代表は、本大会グループステージでブラジル代表、ポルトガル代表、コートジボワール代表と同居する“死の組”に入った。

北朝鮮代表は初戦のブラジル戦で1-2と健闘を見せるも、続くポルトガル戦で0-7と衝撃的な大敗を喫した後、最終戦のコートジボワール戦でも0-3で敗れ、3戦全敗のグループ最下位で大会を後にした。

一方、エリクソン氏は南アフリカW杯開幕3カ月前に、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の後任としてコートジボワール代表の監督に急遽就任。ただ、本大会では1勝1分1敗の3位で決勝トーナメント進出に失敗し、大会後に監督を辞任した。

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