北朝鮮でもイングランド・プレミアリーグは観られているようだ。
イギリスメディア『ザ・サン』が7月15日(日本時間)に報じたところによると、「プレミアリーグは北朝鮮でも観られている。マンチェスター・ユナイテッドとリバプールが最も人気のチームだ」という。
『ザ・サン』によれば、昨年末から北朝鮮でプレミアリーグが放送されているようで、試合を観たことに対する処罰は無いと伝えられている。
同メディアが公開した北朝鮮で放送されているプレミアリーグの映像では、リーグの名前が「イングランド最上級サッカー連盟戦」と表記されていた。
また、北朝鮮で最も人気があるのはマンチェスター・ユナイテッドとリバプールの2チームだという。
研究員のマーティン・ウィリアムズ氏は「リバプールとマンUが多く露出されている。最近放送された5試合を見ると、リバプール対マンU、マンU対ノリッジ・シティ、マンチェスター・シティ対エバートン、リバプール対レスター・シティ、マンC対マンUだった」と述べた。
そして、「(新型コロナウイルス感染症の影響による)中断以前の試合が1週間ずっと放送されている。各試合は解説付きの1時間ほどの番組に編集されている」と付け加えると、「(北朝鮮で)放送されている外国のコンテンツはプレミアリーグがほぼ唯一だ。北朝鮮の住民にとってはほかの世界の新しい“窓”であり、興味深いものなのだろう」と見解を示した。
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