サッカーの2022年カタールW杯アジア最終予選のグループAはイランと韓国がすでに本大会行きを確定させた。しかし、グループBは依然として霧の中だ。
ワールドカップ最終予選も終盤に差し掛かっている。アジア地域ではグループAに含まれたイラン(勝ち点22/7勝1分け)と韓国(勝ち点20/6勝2分け)が8試合を終えて本大会出場チケットを獲得した。
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だが、グループBはまだ1チームも本大会出場が確定していない。最後までわからない様相で、2月1日から2日(日本時間)にかけて行われた第8戦では日本とオーストラリアの悲喜が交錯した。
まず、日本が笑った。ホームにグループ首位のサウジアラビアを迎え入れた日本は、南野拓実(リバプール)と伊藤純也(ヘンク)の連続ゴールでサウジアラビアを2-0で破った。
首位サウジアラビア(勝ち点19/6勝1敗1分け)は最終予選では初黒星だ。序盤3試合で1勝2敗と振るわなかった日本は、破竹の5連勝で首位奪還も可能になってきた。
一方、オマーン遠征に出たオーストラリアは2-2の引き分けとなり、勝ち点1を追加するだけで満足しなければならなかった。
勝ち点15を獲得したオーストラリア(4勝3分け1敗)は3位にあるものの、本大会出場への道は険しい。アジア最終予選は各グループの1、2位だけが本大会に直行する。グループ3位同士はプレーオフ(PO)を行った後、南米予選の5位と大陸間POまでこなさなければならない茨の道だ。
不利な立場にあるオーストラリアは残りの2試合の対戦も不利だ。
3月24日にはホームで日本と第9戦を戦い、3月29日には敵地でサウジアラビアとの第10戦を戦わなければならない。
日本戦で勝てなければ、オーストラリアの本大会直行は事実上不可能になる。2試合で勝利した後、日本とサウジアラビアの結果を見守らなければならない立場だ。
逆に、日本とサウジアラビアは一息つくことができた。サウジアラビアは第9戦で予選脱落が確定している中国と対戦する。中国は第8戦でベトナムに1-3で敗れるなど、まったく落ち着かない。
日本は第10戦でグループB最下位のベトナムを相手にするが、グループBの本大会出場チケットの行方は、依然として終わりの見えない混沌の中だ。
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