2年連続アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝の舞台に立つことになった浦項スティーラーズのシン・ジンホが相手となるアル・ヒラルを挑発した。
シン・ジンホは11月22日、非対面で行われたオンライン記者会見でACL決勝戦で対戦するアル・ヒラル(サウジアラビア)について、「ACLで着実に良い成績を出すチームだということは知っていたが、それ以外は特に興味があったり、直接的に知っていることはない」と話した。
シン・ジンホは昨年、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のキャプテンとしてACL優勝に貢献した。古巣である浦項に戻った今季もACL決勝の舞台に立つ光栄を享受した。浦項は2009年の優勝に続き、12年ぶりに再びACL優勝に挑む。
以下はシン・ジンホの記者会見での発言。
Q.アル・ヒラルについて知っている部分や、知っている選手がいるか。明日の試合に自信があるか?
シン・ジンホ「アル・ヒラルがACLで良い成績を出しているチームだということは、よく知っている。ただ、それ以外のことについては、特別に興味があったり、直接的に知っていることはない。今回の試合を準備しながら、アル・ヒラルについて僕たちのチーム内で多くの分析を行い、また、アル・ヒラルの弱点や我々が解決しなければならない突破口について多くの分析を行った。そういう過程を通じてアル・ヒラルについて知ることができた」
Q.アル・ヒラルはタフなプレースタイルを持っている。決勝戦の特性上、激しい試合になりそうだが、どのように対処するつもりなのか。アル・ヒラルに個人的に知っている選手がいるか。
シン・ジンホ「サッカーというスポーツそのものが非常に激しく、パワーゲームが持続し、タフだということはよく知っているが、私が試合を見た時、アル・ヒラルはそれほどタフなチームだとは思わなかった。我々がKリーグで相手するチームが、むしろもっと激しくタフだという気がする。
また、アル・ヒラルのFWバフェティンビ・ゴミスとか、FWムサ・マレガはずっと前から知っていた。さっきも言ったように、今回の試合を準備しながら、アル・ヒラルの他の選手たちをさらに把握するきっかけになった。昨年、私が蔚山でACL優勝をした時にアル・ヒラルが決勝戦に上がってきて対戦する機会があったならばともかく、そうでなかったため、これまではアル・ヒラルについて詳しく知ることはできなかった」
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