韓国Kリーグ2(2部)の大田(テジョン)ハナシチズンは6月25日、Kリーグ1の江原(カンウォン)FCから日本人FW石田雅俊(登録名:マサ)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。
1995年生まれの石田は2014年に京都サンガF.C.でプロデビュー。以降、JリーグU-22選抜やSC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津でプレーすると、2019年に安山(アンサン)グリナース入団でKリーグに進出した。
2019シーズンはKリーグ2(2部)で24試合に出場し、9ゴール1アシストを記録。この活躍が認められ、2020年2月に同カテゴリの水原(スウォン)FCへ移籍すると、同年シーズンは27試合10ゴール4アシストとキャリアハイの活躍を披露し、チームの5年ぶり1部昇格に貢献した。
その活躍が認められ、今シーズンからは1部の江原FCへと移籍していたが、現在までリーグ戦9試合の出場にとどまっていた。
大田は今季Kリーグ2で第17節まで終え、7勝4分6敗の勝ち点25で10チーム中4位。首位との勝ち点差は「4」としている。
大田は新加入の石田について、「猪突的な突破と正確なパス能力を基盤に、チームメイトとの連係プレーに長けている選手で、ゴール前での高い集中力と決定力も備える。攻撃的MFやウィングなどさまざまなポジションをこなせるマルチロールだ」と活躍を期待した。
石田は「大田は底力を持っている強いチームだ。チームの目標達成に最善を尽くしたい」とし、「昨年感じた昇格の喜びと歓呼を、大今度は大田の仲間と一緒に感じたい」と決意を新たにした。
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