2026年、K-POPの時計が逆回転を始める。第4・第5世代アイドルが席巻してきたステージに、かつて“王”と呼ばれたレジェンドたちが帰還を宣言したのだ。
韓国国内にとどまらず世界を席巻した第2世代のBIGBANG、第3世代の黄金期を牽引したBTS、EXO、BLACKPINK。各グループが空白期間を破り、2026年に“完全体”での復帰を予告する超大型ラッシュに、音楽業界の視線が集まっている。
彼ら彼女たちの完全体復活が単なるノスタルジーで片付けられないのは、低迷期に入ったK-POP市場の勢力図を覆す“ゲームチェンジャー”としての役割が期待されているからである。
まず最初に口火を切るのはEXOだ。1月の完全体カムバックを予告したEXOは、2年6カ月に及ぶ“軍白期”を終え、『REVERXE』で戻ってくる。昨年9月、末っ子セフンの除隊により全メンバーが兵役を終えたEXOは、1月19日にフルアルバムをリリースする。

スホ、チャンヨル、ディオ、カイ、セフンに加え、中国で活動してきたレイも合流し、“元祖世界観強者”の威容を誇る見通しだ。最近のMMAでは5人体制のみでステージを掌握し、「第3世代のEXOは健在」との評価も受けた。間もなく明らかになる“完全体の破壊力”に期待が高まる。
第2世代の象徴BIGBANGも動く。G-DRAGON、SOL、D-LITEの3人編成に再編されたBIGBANGは、4月にアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・バレー・ミュージック&アーツ・フェスティバル」のステージに立つ。2024年のMAMAで見せた完成度の高いパフォーマンスで世界を圧倒した流れを、再び示す構えだ。
前兆はすでに現れている。G-DRAGONの『HOME SWEET HOME』は、Melonチャートで76日間1位を記録し、衰えぬ影響力を証明した。

G-DRAGONは最近のコンサートで「BIGBANGの20周年は成人式のようなものだ」と語り、大型プロジェクトを示唆。下半期のカムバック説が有力視される中、“BIGBANGの成人式”はK-POPシーンを揺さぶるとみられる。
3月には“K-POPの皇帝”BTSが登場する。全メンバーの兵役が完了するタイミングに合わせ、フルアルバムと大規模ワールドツアーを予告。2022年の『Proof』以来、約4年ぶりとなる。

軍白期の間、各自のソロ活動でビルボードを席巻し力量を高めたメンバーたちは、最近のWeverseライブで「2026年はBTSの年になる。本当に大きなものが来る」と自信を示した。
音楽業界では、BTSの帰還がビルボード「Hot 100」などグローバルチャートにおけるK-POPの地位を再び引き上げる起爆剤になると見ている。1000万枚超のアルバムセールスはもちろん、世界規模の“波及効果”も期待されている。
“K-POPの女王”BLACKPINKも加勢する。当初は昨年冬を予定していたカムバックを今年上半期に調整し、2022年の『Born Pink』以来、4年ぶりにアルバム単位の活動を再開する。

ロゼ、ジェニー、リサ、ジスの全員がソロとしてグローバル市場で確かな足跡を残してきただけに、再集結時のシナジーは想像以上になるとの見方が強い。とりわけロゼが2月のグラミー賞主要部門にノミネートされ、K-POP初受賞の可能性まで取り沙汰される中、その熱気はチーム活動へと直結する見通しだ。
K-POPは今、懸念と不安に直面している。強力な新人の登場や継続的なワールドツアーで火力は示しているものの、大衆性とグローバル波及力を併せ持つ“メガIP”の不在が基盤を揺るがしているとの評価が出ている。
ファンダム依存が進む一方、世代を横断する強力なグループが近年はあまりなかったというのが国内外の専門家の分析だ。
しかし、確かな実力と巨大なファンダムを兼ね備えたBIGBANG、EXO、BTS、BLACKPINKなど“レジェンドグループ”の連続カムバックは、市場全体に活力を与えるだろう。
K-POPへの世界的関心が依然として高い中、2026年が“王たちの帰還”とともにK-POP第2の黄金期の幕開けとなるのか、注目が集まっている。
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