特にタリスカは後半8分にゴールを決めて、前半の不振を挽回した。しかし広州恒大の反撃はそこまで。キム・デウォンが後半36分に試合を決定付けるゴールを決めて、大邱が3-1で勝利した。
チケットの完売も、1度限りの幸運ではなかった。“大邱サッカーの春”を謳った新しい競技場「DGB大邱銀行パーク」では、再び売り切れを達成した。
DGB大邱銀行パークの初試合となった3月9日のKリーグ済州ユナイテッド戦に続き、ACL初のホームゲームとなった広州恒大戦でも、試合開始2時間前に全席が売り切れた。
平日夜に行われる試合で完売は難しいと予想されたが、最近好調の大邱を応援しようとサポーターが現地に積極的に駆けつけるなど、新たな文化が生まれようとしている。
この日の試合は、キックオフの1時間前から前半中盤まで雨で、気温も寒かった。そんな悪天候にも負けず、大邱サポーターは競技場を埋め、チームの勝利を後押しした。後半終盤、勝利を目前にしたサポーターはウェーブを行い、競技場をさらに盛り上げた。