代表引退から負傷者まで…“泣きっ面に蜂”の韓国代表、次善の策はあるのか

韓国サッカー協会は、2000年生まれの有望株イ・ガンインが所属するバレンシアに、代表招集を求める文書を送った。ク・ジャチョルの代わりに起用できる選手だ。イ・ガンインも攻撃的MFを最も得意とするだけに、ベント監督も十分にテストすることができる。

バレンシアでは主に左MFとして出場しているイ・ガンインだが、本来は中央でのプレーに慣れている。パスを大切にするベント監督とは、相性がよく合いそうだ。

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キ・ソンヨンの空白は、ファン・インボム(バンクーバー)で埋めることができる。ファン・インボムは攻撃的MFもできるが、守備的MFとしてプレーすることもできる。チョン・ウヨンとともに使えば、チームに安定感を加えることができる。

(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・インボム

それでも悩みの種は尽きない。

まず、第3のゴールキーパーについてだ。怪我をしたチョ・ヒョヌに代わって、昨年9月にソン・ボムグン(全北)が招集されたことはあるものの、それ以外はゴールキーパーのラインナップに変化はなかった。ベント監督は、ソン・ボムグンを呼ぶのか、まったく別の新しい選手を選抜する必要がある。

右サイドバックも同じだ。KリーグやJリーグに目を向けることもできるが、今はシーズンが始まったばかり。直近のパフォーマンスに基づいて選抜することは、不可能に近い。

結局のところベント監督は、去年のデータに基づいて次善の策を講じなければならない状況だ。コーチングスタッフ、サッカー協会の技術委員会との議論も避けられないように思える。

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