韓国プロサッカー連盟は3月31日、2021シーズンのKリーグの選手登録を締め切ったことを発表した。
2021シーズンはKリーグ1(1部)で419人、Kリーグ2(2部)で343人と、計763人の選手が登録された。これは前年度の登録選手784人より22人(約2.8%)減少した数字で、763人の中で国内選手は691人であり、外国人選手は71人となった。
主な追加登録選手には、9年ぶりにKリーグ復帰を果たした元名古屋グランパスDFオ・ジェソク(31、仁川ユナイテッド)や、Kリーグで初めて“東南アジア(ASEAN)クォーター”によって加入したインドネシア代表DFアスナウィ・マンクアラム(21、安山グリナース)らが挙げられた。
Kリーグ1全12クラブの平均人数は34.9人で、今シーズン唯一Bチームを4部に参戦させた江原(カンウォン)FCが41人で最多、昨シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)王者の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が29人で最少。
Kリーグ2全10クラブの平均人数は34.3人で、韓国国軍部隊傘下の金泉尚武(キムチョン・サンム)が42人で最多、元ベガルタ仙台FW道渕諒平(26)が所属する忠南牙山(チュンナム・アサン)が28人で最少となった。
今シーズンのKリーグ1は、22歳以下の選手の出場可否・出場人数によって、最大5人まで交代できるようになった。今回、Kリーグ1では123人、Kリーグ2では78人と、計201人のU-22選手が登録された。なかでも、浦項(ポハン)スティーラース、大邱(テグ)FC、江原FCが各17人ずつ登録し、U-22選手を最も多く保有するクラブとなった。
準プロ契約を通じて“高校生Kリーガー”としてその名を知らせたチョン・サンビン(19、水原三星ブルーウィングス)など、ユース出身選手は計268人。その内、自前の選手が最も多いクラブは浦項で、全40人中21人が浦項のユースシステムを経ていた。
今回、選手登録を締め切った韓国プロサッカー連盟は、来る6月23日から7月20日までの約1カ月間に追加選手登録期間を設ける。
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