船越優蔵監督率いるU-20日本代表は本日(2月20日)16時(日本時間)より、U-20アジアカップのグループステージ最終節に臨む。相手は隣国のライバル、U-20韓国代表だ。
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前身のAFCユース選手権とAFC U-19選手権を含め、同大会での“日韓戦”通算成績は韓国が13勝3分2敗としている。
ただ、同大会で最後に行われた2014年大会GS第3節での直接対決では、南野拓実(モナコ)や川辺駿(サンフレッチェ広島)、中村航輔(無所属)らを擁した日本が、ファン・ヒチャン(ウォルヴァーハンプトン)やパク・ミンギュ(北海道コンサドーレ札幌)、キム・ゴンヒ(北海道コンサドーレ札幌)らを擁した韓国に2-1で勝利した。
はたして今大会の“日韓戦”はどんな試合展開となるのか。今回はU-20日本代表が警戒すべきU-20韓国代表の“刺客”を紹介する。
ポルティモネンセに所属するU-20韓国代表唯一の欧州組。高校時代に数多くの大会で活躍した有望株で、2024年にKリーグを経由せず高卒ルーキーで欧州へと進出。ポルティモネンセでは主にU-23チームでプレーしている。今大会では背番号10番を背負い、初戦のシリア戦で1アシスト、2戦目のタイ戦で2ゴールと存在感を放っている。
U-20韓国代表唯一の大学生。Kリーグの名門・浦項(ポハン)スティーラーズのユース出身で、現在は龍仁(ヨンイン)大学に在学中。昨年11月~今年1月まで韓国OTT『Coupang Play』で配信されたサッカーバラエティ番組『シューティングスター』(原題)で、チェ・ヨンスが監督、パク・チソンがGMを務めるチーム「FCシューティングスター」の一員としてプレー。チームメイトに元新潟などのチョ・ヨンチョル、元柏のキム・チャンスなど多くのJリーグ経験者がいた。
U-20韓国代表唯一の2007年生まれでチーム最年少。水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスのユース出身で、2023年7月にKリーグ史上最年少となる16歳でトップチームと準プロ契約(Jリーグの二種登録に相当)を結び、翌2024年6月のコリアカップで17歳3カ月2日でプロデビュー。水原三星では今季から清水でプレーする小塚和季とチームメイトだったことも。
身長192cm・体重85kgの体格を持つ長身ストライカー。高校卒業後の2024年に水原(スウォン)FCに入団し、同年8月のリーグ戦で18歳9カ月17日でプロデビュー&プロ初ゴールを記録。水原FCの最年少得点記録を更新した。2025年シーズンは2部の城南(ソンナム)FCに期限付き移籍。同姓同名に2009年の映画『ノーボーイズ, ノークライ』で妻夫木聡や貫地谷しほりらと共演し、直近で『ボストン1947』『ナルコの神』『白頭山大噴火』などの出演作がある人気俳優のハ・ジョンウがいる。
今冬に三笘薫所属のブライトン移籍説も報じられた左利きのウィンガー。大田(テジョン)ハナシチズンのユース出身で、昨年5月に17歳6カ月27日でプロデビューし、クラブの最年少出場記録を更新。同年7月にはチームKリーグ(Kリーグ・オールスター)の一員としてトッテナムとの親善試合にも出場した。同世代の日本代表とは2022年のU-16インターナショナルドリームカップ、2023年のU-17アジアカップ決勝で対戦経験あり。大田ではチームメイトに元磐田などの石田雅俊がおり、監督を1999年Jリーグ得点王で元柏などのファン・ソンホン氏、コーチを前徳島監督の吉田達磨氏が務めている。
U-20韓国代表はすでに決勝トーナメント進出が確定した状態だが、日本とのライバル対決に並々ならぬ思いで臨むはずだ。そんな韓国のさらなるチーム情報は、スポーツ動画配信サービス『DAZN』で確認できる。
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