元サッカー韓国代表ユ・サンチョルさんが、この世を去って2年が経った。
現役時代は横浜F・マリノスや柏レイソルで活躍し、韓国代表では2002年日韓W杯のベスト4進出に貢献したユ・サンチョルさんは、Kリーグの仁川(インチョン)ユナイテッドで監督を務めていた2019年10月、すい臓がんのステージ4であることを公表した。シーズン終了後に監督を退任し、闘病生活を始めた。
翌2020年3月には来日し、J1リーグ開幕戦の横浜F・マリノス対ガンバ大阪でファン、サポーターに姿を見せていたユ・サンチョルさん。「必ずまた戻ってくる」と約束し、抗がん治療にも耐えていたが、病状が急激に悪化。6月7日19時頃、ソウル峨山(アサン)病院でこの世を去った。
ユ・サンチョルさんの訃報に、多くのスポーツ関係者から悲しみの声があがった。
当時、J2ジェフユナイテッド・市原・千葉を指揮していたユン・ジョンファン監督をはじめ、元韓国代表のキ・ソンヨン、元プロ野球選手のイ・スンヨプ、元テニス選手のイ・ヒョンテク、そして日韓W杯で韓国代表をベスト4に導いた名将フース・ヒディンク監督など、多くの関係者が追悼メッセージを寄せていた。
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