ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ブロリ暫定監督が、韓国代表への警戒心を伝えた。
ブロリ暫定監督は3月27日、ソウルワールドカップ競技場で行われた公式記者会見に出席。
本日(28日)同会場で行われる韓国代表との国際親善試合に向けての意気込みを語った。
ウルグアイ代表は昨年のカタールW杯でグループステージ敗退に終わった後、当時のディエゴ・アロンソ監督と決別した。現在はまだ正式な新監督が決まっておらず、去る24日の日本代表戦に続き今回もU-20ウルグアイ代表のブロリ監督が暫定で指揮を執る。
韓国とウルグアイの対戦は、0-0のドローに終わったカタールW杯のグループステージ初戦以来、約4カ月ぶりだ。
ウルグアイは韓国との親善試合に先立ち、国立競技場で行われた日本との親善試合を1-1で引き分けた。ブロリ監督は「日本と良い試合をしてきた。韓国も強いチームだ。W杯でも対戦したので楽しみにしている」と伝えた。
ブロリ監督は、ユルゲン・クリンスマン監督が韓国の新指揮官に就任後、スピード感がさらに速くなったと評価した。
「コロンビアとの親善試合を見た。(クリンスマン監督が)就任して間もないにもかかわらず、よりスピーディに試合をしているようだった」
「韓国は攻撃陣に世界的なリーグでプレーする選手が多いのが強みだ。警戒すべき部分だ」
今回のウルグアイのメンバーを見ると、相当数の主力が除外されている。それでも、ブロリ監督は「若い選手たちにとって良い機会になるだろう」と見込んだ。
そして、「選手のネームバリューよりチームに集中している。若い選手を多く起用しながら、自分たちだけの戦術や価値を伝達することを目的としている」とし、「完璧なメンバーではない。ただ、主力が抜けて残念な気持ちを抱くより、(若い選手たちが)経験を積める機会だと思いたい」と強調した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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