「勝てば最高の雪辱だ」韓国DF、“非マナー議論”のウルグアイMFに意を介さず「感情を込めるな」

韓国代表DFキム・ミンジェ(26、ナポリ)が、2022年カタールW杯以来4カ月ぶりの再戦となるウルグアイ代表相手に必勝を誓った。

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それとともに、“警戒第1号”となる相手MFフェデリコ・バルベルデ(24、レアル・マドリード)に対し「冷静な勝負」を強調した。

キム・ミンジェは3月27日、坡州(パジュ)のサッカー国会代表トレーニングセンターで行われた記者会見に出席。

翌28日に行われるウルグアイ代表との国際親善試合に向けて意気込みを語った。

バルベルデの“挑発騒動”気にせず「勝てば最高の雪辱」

キム・ミンジェは「ウルグアイは強豪で、南米特有の激しさがある。常に強くぶつかるサッカーをする。我々の選手たちはそれに正面から反撃できる覚悟を持たなければならない」と、激しい試合展開になることを予想した。

ナポリに新加入した2022-2023シーズン現在、イタリア・セリエAでも屈指のセンターバックとして活躍中のキム・ミンジェは、去る24日に蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われたコロンビア戦との国際親善試合で先発フル出場した。

ユルゲン・クリンスマン新監督の初陣となった同試合では、前半は持ち味の鉄壁守備と俊足を活かしたパスで存在感を放ったが、後半序盤に守備陣の乱れから2失点を喫した。結局、試合は2-2の引き分けに終わっている。

「コロンビア戦は我々が試合を主導していたにもかかわらず、後半に集中力を失って失点した」と残念がったキム・ミンジェは、「選手たちと話し合っている。失点さえしなければ、攻撃陣がいつでも点を決めてくれる能力があると信じている」と、ウルグアイ戦で無失点を達成することを誓った。

コロンビア代表戦のキム・ミンジェ

ウルグアイ代表は昨年行われたカタールW杯で、グループステージ初戦に激突した相手だ。当時、キム・ミンジェはFWダルウィン・ヌニェス(23、リバプール)やFWルイス・スアレス(36、グレミオ)などウルグアイの豪華攻撃陣を抑え無失点に成功したが、韓国も得点に失敗し、0-0の痛み分けに終わっていた。

今回のウルグアイはカタールW杯に出場した主力が多く抜けているメンバー構成だが、中盤の主力であるバルベルデは名を連ねている。

キム・ミンジェは「バルベルデはパスが上手く、突破も優れている。我々が最も警戒しているのはシュートだ。(シュートを試みる)距離になれば、必ず前に出てブロックしなければならない」と、バルベルデへの警戒心を明かした。

そんなバルベルデはW杯での対戦当時、MFイ・ガンイン(22、マジョルカ)を激しいスライディングで倒した後、これ見よがしに拳を突き上げて咆哮するなど、“挑発的な態度”で韓国ファンの非難を受けていた。バルベルデのプレーは国内で「非マナー議論」を生み出した。

カタールW杯でのイ・ガンインとバルベルデ

ただ、キム・ミンジェは「感情を込めてはならない。彼がいくらゴールを決めて、上手にプレーしようとも気にすることはない。我々が試合に勝てば、その選手も怒るのではないか。最高の雪辱だろう」と笑顔で語っていた。

なお、韓国代表対ウルグアイ代表の試合は、28日20時よりソウルワールドカップ競技場で行われる予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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