元々“韓国サッカー界のファッショニスタ”としてファンに愛されてきたファン・ヒチャンは、今回の撮影でスペインを代表する高級ラグジュアリーブランド「LOEWE(ロエベ)」やスイスの高級時計ブランド「ROGER DUBUIS(ロジェ・デュヴィ)」などを組み合わせ、高級感がありながらも個性的なルックを見せつけた。
普段と雰囲気の違う口ピアス姿や、背中のタトゥーがチラ見えする素肌ジャケット姿など、多彩なコーディネートが印象的だ。
ファン・ヒチャンは撮影とともに行われたインタビューで、「W杯までの4年間の旅程を戦い抜くことができた原動力は何か?」という質問に“パウロ・ベント監督”を挙げ、次のように語っていた。
「ベント監督は普段から“責任は私が負う。君たちはピッチでやりたいことをして来ればよい”と話してくれる。その言葉が最大のモチベーションになった。聞くたびに“このチームのために戦いたい”という思いが芽生えた。すべての選手が同じ気持ちを持っているはずだ」
そんなファン・ヒチャンはかつて、オーストリアのザルツブルク時代に日本代表MF南野拓実(27、モナコ)やノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(22、マンチェスター・シティ)らとチームメイトだったことで知られている。その後はドイツ・ブンデスリーガのライプツィヒを経て、現在はイングランド・プレミアリーグのウォルヴァーハンプトンに所属している。
今回のカタールW杯では、グループステージ最終節のポルトガル戦で後半から途中出場すると、同点で迎えたアディショナルタイムに劇的な逆転ゴールを決め、韓国の12年ぶりベスト16進出の立役者となっていた。
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