全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝に駒を進めた。
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全北現代は8月22日、日本の埼玉スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝でヴィッセル神戸と対戦。後半に先制を許すもすぐに追いつき、90分でも決着がつかず延長戦に。ただ、その延長戦でグスタヴォ、ムン・ソンミンがゴールを決めて3-1で勝利した。
以下、全北現代のキム・サンシク監督の一問一答。
◇
―まずは試合を終えた感想を。
「サポーターをはじめ韓国で応援してくださった方々に感謝する。神戸戦のために準備したことを、選手たちがしっかり出し切ってくれた。どんな言葉で表現すればいいかわからないほど、選手たちには感謝の気持ちでいっぱいだ。
試合に出場した選手も出場しなかった選手も含め、皆が一丸となって臨んで得た結果だと思う。
前半は緊張したせいか積極的な姿は出なかったが、後半は先制点を取られても諦めずに戦って同点ゴールを早い時間に決めることができた。延長まで行く試合となったが、選手たちの勝利に対する強い意志が今日の試合を勝利に導いたようだ」
―ベスト16、準々決勝ともに90分で決着がつかず120分戦った。次の試合に向けてどう回復を進めていくのか。
「私のサッカー人生においても、延長戦を中2日で2試合連続行うのは初めてだ。選手たちの負傷状態をチェックしたあと、体力の回復に集中しなければならないようだ。
どのチームが準決勝の相手になるかわからないが、我々の選手たちの勝ちたい気持ちが大きいので、次の試合もしっかり準備したい」
―グスタヴォが後半から交代出場してゴールを決めたが、グスタヴォの交代投入の背景は。また得点チャンスでゴールを決められず悩んでいると思うが、その部分について話してほしい。
「グスタヴォがこれまで試合に出られなかった理由は、コンディションが良くなかったからだ。また、ピッチ上で情熱的な姿も見せなかった。それで前半はソン・ミンギュを準備し、後半にグスタヴォを投入する準備をした。
彼は単調なプレースタイルだが、日本にはあまりいないタイプの選手なので脅威になると思った。今日はチームで3ゴールを決めたが、ゴールチャンスで決定力が足りなかった。ただ、選手たちのコンディションが良くなっているので、これからはもっと良くなると思う」
―前半、早い時間帯でキム・ボギョンを交代してベンチに下げたが、負傷があったのか。
「もともとキム・ボギョンは体力的に苦しんでいたため、今日は前半に出場させるか、後半に出場させるべきかを悩んだ。前半から起用したが、体力的に苦しんでいる様子が見えて、守備でも苦戦していたので早い時間に交代することになった」
―またひとつ、埼玉スタジアムで良い記憶を一つ追加した。散策セレモニーをした選手はいなかったが…。
「埼玉スタジアムには良い思い出があり、今日の試合もそのひとつとなった。今日の試合では散策セレモニーは出なかったが、おそらく選手たちは次の試合のために残しておいたのだろう。次の試合では私も見たいし、選手たちがファンの方々にお見せしてくれることを期待する」
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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