韓国代表MFイ・ガンイン(20)の移籍に、バレンシアサポーターは怒りをあらわにしている。
スペイン・ラ・リーガのバレンシアは8月29日、契約期間が残っているイ・ガンインとの契約を解除し、移籍金なしで放出することに合意した。イ・ガンインは同リーグのマジョルカ移籍が濃厚な状況だ。
今回の契約解除を受けてイ・ガンインは、8月29日に自身のSNSでバレンシアとの離別を報告。「2011年にプロサッカー選手の夢を叶えるためにスペインに来て、バレンシアで人間として成長した。バレンシアとサポーターに尊重の意味を込めて別れを告げる」と発表している。
しかし“バレンシアの未来”と目されていたイ・ガンインの移籍に、バレンシアサポーターは大騒ぎしているようだ。
イ・ガンインがファンに伝えた韓国語の長文メッセージはスペイン語に翻訳され、SNSに出回っている。バレンシアサポーターは、クラブがイ・ガンインに出場機会をまともに与えず、タダで放出することに憤りを隠せないようだ。
サッカージャーナリストのPaco Polit氏はツイッターに、「イ・ガンインは10歳の時にバレンシアへ来て、20歳の時に去った。彼はバレンシアのユースチーム史上、イスコ(レアル・マドリード)と並んで、私が見た最高の有望株だった。しかし、彼はタダで出て行った。私は本当に腹が立つ」と投稿しており、ほとんどのファンも同意している。
前へ
次へ