東京五輪の男子サッカーに出場中のU-24韓国代表。U-24ニュージーランド代表との初戦で0-1の衝撃負けを喫したことで、ルーマニアとホンジュラスの両チームに勝たなければベスト8入りは期待できないという絶体絶命の状況にある。
そんな中で本日7月25日に迎えるのがU-24ルーマニア代表との試合だ。グループリーグ2戦目となる試合のポイントを、元韓国代表でJリーグの大宮アルディージャでもプレーし、現在はテレビ局KBSの解説者を務めるチョ・ウォニが語った。
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ホンジュラスを相手に1勝を収めたルーマニアは、韓国と引き分けてもベスト8入りの可能性が高いため、序盤から守備的に出るものと見られ、厳しい試合が予想される。
これについてチョ・ウォニ氏は「ルーマニアは最後まで相手を追いかける執念が弱く、形式的な守備をするほうだ」とし「脱圧迫に長けたクォン・チャンフンと威力的な中距離シュートを持つイ・ドンギョンが試合を解いていくカギになりそうだ。さらに高さに弱いルーマニアの守備陣を圧倒するチョン・テウクのヘッディングゴールも期待される」とした。
チョ・ウォニ氏は「勝利で士気が上がったルーマニアを相手に、我々が素早く先にゴールを決めれば、多得点も十分可能な試合だ。先制点のあとも多くのゴールを決め、過ぎた試合の敗北感を払拭し、韓国選手が自信を得ていく試合になればいい」という願いを語った。
チョ・ウォニ氏はまた、「韓国代表はまだ戦力の70%程度しか見せていない。キム・ハクボム監督と選手を信じて応援すれば、かならずや良い成績で応えられると期待している」と語った。
チョ・ウォニ氏は、ニュージーランド戦での敗北を惜しみながらも、「キム・ハクボム監督はいつも簡単に進むことがない。困難な状況でも常に結果を生み出したキム・ハクボム監督と韓国選手を信じている」として、韓国代表に対して強い信頼を示した。
準々決勝進出の分水嶺になるU-24韓国代表対U-24ルーマニア代表の試合は7月25日午後8時にキックオフされる。
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