2020シーズンに蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)をアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)王者に導いたキム・ドフン監督の新天地はシンガポールに決まった。
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5月18日、シンガポールプレミアリーグ(SPL)のライオン・シティ・セイラーズFCは、去る4月末に退任したオーストラリア人監督アウレリオ・ヴィドマー氏に代わり、キム・ドフン監督を新指揮官に据えたことを発表した。契約期間は今年6月から2023年までの2年6カ月。
キム監督は就任に際し、「ライオン・シティ・セイラーズFCに合流できて嬉しい。このチームの野望あるプロジェクトの一員になれてとても興奮している。クラブにはシンガポール最高のチームに成長するためのビジョンがあり、私はそれを成功に導ける自信がある」と決意をあらわにした。
現役時代はヴィッセル神戸でも活躍し、“爆撃機”の愛称で知られた韓国代表ストライカーのキム・ドフン。
2005年に現役を引退して以降は韓国国内で指導者の道に進み、2017年に蔚山現代の監督に就任。そして就任4年目の2020シーズン、自身の監督キャリア初であり、蔚山現代にとって8年ぶり2度目となるACL優勝を達成していた。
キム・ドフンは今回、指導者キャリアで初めて韓国国外で指揮を執ることになった。なお、ライオン・シティ・セイラーズFCは現在のSPLでアルビレックス新潟シンガポールに次ぐ2位に位置している。
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