「非常に失望し、悔しかった」
シェフィールド・ユナイテッドを相手に今季プレミアリーグで16ゴール目を決めたソン・フンミン(トッテナム)が、先週のカラバオ・カップ決勝戦の敗北直後に流した涙について口を開いた。
ソン・フンミンは5月3日午前(日本時間)、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムで行われた終わった2020-2021イングランド・プレミアリーグ(EPL)第34節のシェフィールド・ユナイテッド戦で、今季リーグ戦10個目のアシストとともに16ゴール目を決めた。
昨季は初めて1シーズン10得点10アシストに成功したが、2年連続で二桁ゴールとアシストを記録した。シーズン全体では21ゴール(EPL16ゴール、リーグカップ1ゴール、ヨーロッパリーグ4ゴール)、17アシスト。 2016-2017シーズンに達成した欧州進出アジア人の1シーズン最多ゴール記録(21ゴール)と肩を並べた。
トッテナムは先週、マンチェスター・シティとのカラバオカップ決勝戦で0-1で敗れた。その直後、涙を流したソン・フンミン。そのワケについても口を開いた。
以下はソン・フンミンとの試合後の一問一答。
◇
―今日の試合の感想は?
予想通り厳しい試合だった。それでも選手たちが皆、よくやってくれたので勝利を収めることができた。
―1ゴール1アシストを記録した。2季連続10ゴール10アシストを果たしたが…。
多くの仲間の助けがあって良い成果を出せている。ただ、個人より今はチームにもっと気を払いたい。チームがもっとうまくいってほしいという思いが強い。
―先週のカラバオカップ決勝戦の敗北後、涙を見せたが?
もともと試合で負けるのが嫌いだ。あまりにも残念な試合だった。特に(後半終盤の)我々のミスで試合を負けた面もあった。それで失望感が大きかったようだ。自分にも失望したし、悔しかった。僕は優勝トロフィーを掲げたい選手のひとりでもあるので、そのような感情が混じったようだ。
―プレミアリーグ5位に躍り出た。チャンピオンズリーグ進出を狙える位置だ。
(EPLの残り試合は)本当にわずかだ。選手たちが良い心構えと精神力で臨めば、良い結果を出すことができるだろう。他のチームに気を使うよりも、我々のやることをやって、毎試合、最善を尽くすことが重要だ。
―ジョゼ・モウリーニョ監督が退き、ライアン・メイソン監督代行体制だ。 チームの雰囲気はどうか。
どの職業であれ、誰かが(良くないことで)職から退けばいい雰囲気ではない。ただ、サッカーではいつでも起こることだ。僕とモウリーニョ監督は、今も良好な関係を維持している。彼のことは我々が決めることではない。ただ、トッテナムの選手全員が責任を感じている。現在、監督が変わったが、このような雰囲気の中でも選手全員が一生懸命に努力している。
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