カラバオ・カップで韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が流した涙に海外メディアも注目している。
4月26日(日本時間)にウェンブリー・スタジアムでカラバオ・カップ決勝戦が行われ、マンチェスター・シティがトッテナムを1-0で下し優勝を果たした。
この日、ソン・フンミンは4-3-3の左ウィングで先発フル出場したが、チームを勝利に導くことはできなかった。これにより、ソン・フンミンはクラブキャリア初の優勝を再び逃すこととなった。
試合後、ソン・フンミンはピッチに座り込み涙を流した。チームメイトのガレス・ベイルだけでなく、ケヴィン・デ・ブライネやイルカイ・ギュンドアン、フィル・フォーデンらも近づき、慰めるシーンも見られた。
ソン・フンミンはクラブキャリアにおいて未だ優勝経験がない。プロデビューしたハンブルガーSVに始まり、バイエル・レバークーゼン、トッテナムと経てきたが、チャンピオンの座に立ったことは一度もない。
唯一、2018年のジャカルタ・アジア大会で金メダルを獲得しているが、これは韓国代表でのことだ。ソン・フンミンはクラブで頂点に立つことができないジンクスを今回も続けることになった。彼が涙を流した理由はそこにあるだろう。
スポーツ専門局『ESPN』は試合後、SNSでソン・フンミン関連の投稿を複数更新。ソン・フンミンがうなだれて涙を流す姿や、デ・ブライネと抱擁して会話する様子を伝えた。
また、ソン・フンミンが涙する姿を「胸が張り裂ける」と表現していた。
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