“韓国の英雄”パク・チソンが全北現代アドバイザー就任会見で語った言葉とは【一問一答】

「全北現代はKリーグで最も多い予算を使ってるチーム。最高の成績を収めていますが、Kリーグをリードできる構造を作りたい。その時点になったと見ています。全北現代がトップランナーとして先導することを願っています」

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韓国サッカー界のレジェンドであるパク・チソン(39)は1月21日、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市の現代自動車スタジオで行われたアドバイザー委嘱記者会見で、行政家として新たな挑戦に臨む覚悟を明かした。

(写真提供=全北現代)パク・チソン

全北現代は19日にパク・チソンのクラブアドバイザー委嘱を発表。選手獲得や練習システムなど、全般的な運営にわたる助言を受けることを伝えた。今後、パク・チソンは“委員”と呼ばれることになる。

現役時代含め、パク・チソンがKリーグにかかわるのは今回が初めて。日本の京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)でプロデビューした、欧州の舞台で引退したため、Kリーグとの縁はなかった。

それが今回、パク・チソンはフロント転身によって、Kリーグ、全北現代とともにすることになった。

パク・チソンは「Kリーグ最高のクラブに合流できて光栄に思います。引退してからこれまで、行政に関する勉強をしてきました。Kリーグでスタートを切ることができて嬉しいです。これから全北現代とともにすることを楽しみにしています」という感想とともに、「Kリーグをリードできる構造を作りたい」意気込みを語った。

「最初は提案を断ったが…」

以下、パク・チソンとの一問一答。

―委嘱の感想は。

Kリーグ最高のクラブに合流できて光栄に思います。引退してからこれまで、行政に関する勉強をしてきました。Kリーグでスタートを切ることができて嬉しいです。これから全北現代とともにすることを楽しみにしています。

―入団の過程はどうだったのか。

まず、キム・サンシク監督から昨年12月に連絡がありました。その頃は私がイギリスにいるときで、“一度会えたら”という話になったのですが、韓国入国後の自主隔離期間に電話で提案を受けました。最初はできそうにないと思ったので断りましたが、キム監督は“常駐しなくても良いから、欧州での経験や勉強したことを共有してほしい。四半期ごとに来て共有するのは十分可能だろう”と提案してくれました。それに異論はなく、クラブにもプラスになると思い、提案を受け入れることにしました。

―とても多様な役割を任されるようだが、具体的にどの部分をサポートしたいか。

クラブから多くを共有してくれることを期待しています。私も拒否感なく共有する考えです。全北現代はすでにKリーグで最高のクラブ。私が来たからといって大きく変わることはないですが、ユースやそのほか外的な部分など、クラブシステムの面で役立てると思います。今後どのような方向に進むべきか業務を把握しなければなりませんし、全北現代のサッカーファンが何を望んでいるかも知らなければなりません。ユースシステムをどのように運営し、1軍に引き上げるかについても、事務局と多く話をする必要があります。

「ユースの最大の重点は“どのように育てるか”」

―2014年から務めているマンチェスター・ユナイテッドでのアンバサダー活動はどうなるのか。

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