元J2アビスパ福岡のウォン・ドゥジェが今季のACLヤングスター候補に

かつて日本のJ2アビスパ福岡にも所属していたウォン・ドゥジェ(23、蔚山現代FC)が、2020アジアチャンピオンズリーグ(ACL)東アジア地域の“ヤングスター候補”に選ばれた。

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新型コロナの影響から3月で一度中断されていたACL東アジア地域予選だが、11月18日からカタール・ドーハで再開される。

アジアサッカー連盟(AFC)はACLの再開を控え、「今年のACL東アジア地域予選で最も輝くヤングスターは誰?」というテーマで、東アジア地域の出場チームから最も期待される有望株を国別に1人ずつ選定した。AFCの公式ホームページで11月10日から投票が開始されており、現在も投票受付中だ。

Kリーグからは蔚山現代でボランチとセンターバックとしてプレーするウォン・ドゥジェが選ばれた。彼は11月に欧州遠征を行う韓国A代表にも招集されており、ケガ人が続出しているDFラインの軸として期待されている。

ウォン・ドゥジェ

また、10月に行われた韓国A代表とU-23オリンピック代表のスペシャルマッチでは、世代的にU-23代表にカテゴライズされる年齢ながら、ライバルを押し退けてA代表に初選出されるなど今後が楽しみな選手だ。

AFCは「ウォン・ドゥジェは2020年1月にタイで行われたAFC U-23選手権で、韓国を優勝に導きMVPに選ばれた選手だ」と紹介した。

そのほかのヤングスター候補は、日本の安部柊斗(23、FC東京)、中国のGKチェン・ウェイ(22、上海上港)、オーストラリアのFWトレント・ブアージャール(22、シドニーFC)、タイのMFエカニット・パンヤ(21、チェンライ・ユナイテッド)、マレーシアのMFアヒヤール・ラシッド(21、ジョホール・ダルル・タクジム)らが選ばれている。

ウォン・ドゥジェは今季、Kリーグで最も活躍した若手選手に贈られる「ヤングプレーヤー賞」で2位となっており、惜しくも受賞を逃している。Kリーグでの受賞はならなかったが、韓国国内の枠を越えて東アジアで最高の若手選手となれるか期待が集まっている。

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