イングランド3部EFLリーグ1のバーミンガム・シティは2月4日(日本時間)、韓国代表DFイ・ミョンジェ(31)を獲得したことを発表した。背番号は16番で、契約期間は2024-2025シーズン終了までの短期となる。
イ・ミョンジェは1993年11月4日生まれの31歳。2014年に蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ/現・蔚山HD FC)でプロデビューし、同年6月からアルビレックス新潟に半年間レンタル移籍。J1リーグで通算5試合に出場した。
レンタル復帰後は、兵役による2020~2021年の軍隊チーム金泉尚武(キムチョン・サンム)入隊期間を除き、2024年シーズンまで蔚山一筋でプレー。左サイドバックの主力として2017年FAカップ(現コリア・カップ)優勝、2022~2024年のKリーグ3連覇に貢献し、キャリア初の欧州リーグ挑戦を決断した。
韓国での通算成績はKリーグ1(1部)が193試合1得点27アシスト、Kリーグ2(2部)が8試合1アシスト。2024年シーズンはKリーグ1で28試合3アシストを記録し、自身初の年間ベストイレブンにも選ばれた。
韓国代表では、2024年3月のファン・ソンホン暫定監督体制でA代表初招集。同月21日に行われた北中米W杯アジア2次予選のタイ代表戦で途中出場し、30歳138日でA代表デビューを果たした。以降、現在のホン・ミョンボ監督体制まで、着実に招集を受け続けている。
なお、バーミンガムには現在、MF岩田智輝(27)やFW横山歩夢(21)などの日本人選手や、イ・ミョンジェと同郷の韓国代表MFペク・スンホ(27)らが在籍している。
2024-2025シーズンのEFLリーグ1では、27試合を消化して19勝6分2敗の勝ち点63で24チーム中1位となっている。
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