韓国で新型コロナ新規感染者数が増加の一途…教会関連の感染は5割強が2次感染

6月4日、韓国の新型コロナ新規感染者数が39人と報告された。

韓国中央防疫対策本部は6月4日午前0時基準で、累計感染者数を1万1629人と発表した。

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同日の新規感染者39人を地域別に見ると、ソウル14人、京畿15人、仁川(インチョン)7人となっており、首都圏だけで36人も発生したことになる。新規感染者数に歯止めがかからない状況だ。

教会関連の感染は52%が2次感染

韓国の新規感染者数は、5月25~26日の2日間は10人台にとどまったが、5月27日に京畿道の物流センター勤務者を中心に新規感染者が増加し、40人に増えた。

その後も首都圏にある各教会で集団感染が相次ぎ、6月1日35人、6月2日38人、6月3日49人と増加した。そして6月4日も39人が新規感染者となった。

5月27日、京畿道の物流センターで集団感染が発生し、検査が行われている

中央災難安全対策本部によると、6月4日午前基準で、首都圏の教会関連の感染者は計30の教会から63人と把握された。63人のうち、教会の訪問者ではなく、訪問者の家族や知人にあたる2次感染者が33人で、全体の52%を占める。

その影響で首都圏の累計感染者数は2059人(ソウル909人、京畿894人、仁川256人)に増加した。

感染から回復した患者は1万499人で、完治率は90.3%だ。隔離治療中の感染者は857人、死者は前日と同じ273人だった。感染者と死者の割合である死亡率は2.35%となっている。 現在まで20代以下では死者が発生していない。

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