Netflixドラマ『おつかれさま』に特別出演するとされるも、“全カット”された韓国史講師チョン・ハンギルが、尹錫悦（ユン・ソンニョル）前大統領の罷免に頭を下げた。
チョン・ハンギルは4月4日、憲法裁判所による罷免の宣告後、しばらくの間、うつむいたまま顔を上げられなかった。
彼は「動揺しており、予想していなかった結果が出て当惑している。それでも私は20代、30代と国民の皆さんにお願いしたい」と述べた。
続けて、「私は神を信じる人間であり、すべては神が導いてくださると信じている。今日、憲法裁判所において尹錫悦大統領に対して弾劾の宣告があった。私の予想とは異なり、弾劾訴追案が認容され、罷免されるという宣告があった」と説明した。
さらに「まず、私と同じ立場で尹錫悦大統領の弾劾反対、職務復帰を望んでいたすべての国民の皆さんに、私自身が至らなかったと思うし、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。心からお詫びしたい」と述べ、「しかし私が黒板に書いたように、私たちが追求してきた価値は国民統合を訴えるものであり、賛成であれ反対であれ、常に国民統合の立場だった。自由民主主義を守る立場だと考えていた」と明かした。
また「法治、公正、常識が尊重される社会を望んでいた。それを望んでこのような主張をしてきた。私たちは罵倒され、犠牲にもなったが、それでもこれは個人的な利益のためではなく、国家と国民、そして未来世代を守るための要求であり、彼らのための闘いだったからこそ、私たちは真実だったと思う。正直だったと思う」と述べた。
最後に「私たちが追求した価値は、すべての国民が望む普遍的な価値だったと考えている」と付け加えた。
なお、チョン・ハンギルが『おつかれさま』から“全カット”となったことについて、Netflix関係者は4月2日、本サイト提携メディア『OSEN』に対し「チョン・ハンギル氏の『おつかれさま』への特別出演部分は、より完成度の高い作品をお届けするため、様々な編集と再撮影の中で調整された」と公式立場を明らかにした。
（記事提供＝OSEN）
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