30年以上も連れ添った元夫が海外で謎の死を遂げるなど、波乱万丈な人生を歩んできたタレントのソ・ジョンヒ(63)が、6歳年下の恋人である建築家のキム・テヒョンとテレビ番組に出演した。
ソ・ジョンヒは7月4日夜に放送される韓国チャンネルAのメンタルケア番組『オ・ウニョンの金相談所』(原題)の事前収録で、幸せな近況を伝えた。
娘で弁護士タレントのソ・ドンジュは「母親が神経質な人だと思ったが、彼氏と恋を始めてからは、愛嬌が良くなって驚いた」と告白した。
3人が集まった場で娘のソ・ドンジュが再婚について質問をすると、ソ・ジョンヒと恋人のキム・テヒョンは肯定的な反応を見せたりもした。
ソ・ジョンヒは「深い愛を感じた瞬間があるか」というオ・ウニョン博士の質問に、「乳がん闘病当時、キム・テヒョンが自分の髪を先に切って、私の髪を切ってあげると話した」と答え、感謝の気持ちを伝えた。
キム・テヒョンは事業のせいで危機を経験した時期、ソ・ジョンヒが手を差し伸べてくれたと愛情を示した。
しかしソ・ジョンヒは、過去の結婚の経験が依然としてトラウマとして残っているようだった。オ・ウニョン博士が前夫について質問すると、ソ・ジョンヒは「残念な気持ちだった」と率直な気持ちを打ち明けた。前夫はコメディアンのソ・セウォンさんで、2023年4月20日、カンボジアの病院で点滴を受けていたところ、心停止で突然この世を去った。
オ・ウニョン博士は、ソ・ジョンヒが「文章完成法」を使った検査で「何をしても忘れたいのは離婚だ」と書いたことを見ながら、「以前の結婚生活をトラウマと感じるのか」と質問した。これに対して、しばらく考えていたソ・ジョンヒは、結婚生活が与えた傷を思い出した。
娘のソ・ドンジュは「母は道に迷ったら、突然パニックになる」とし、ルーティンから抜け出すと途方もないストレスを受けると話した。ソ・ジョンヒはパニックに陥らないために、生活と整理のルーティンを合わせようと努力したと告白した。
合わせてソ・ジョンヒは、以前の結婚生活の影響で「食べることを遮断されたりもした」と述べ、その後は食べることに没頭し、誰かが止めるとカッとなると告白した。
オ・ウニョン博士は、自己統制権を剥奪された経験のせいで、他人から他の意見を提示されると、「自己統制権を否定されていると受け取る可能性がある」と分析した。
ソ・ジョンヒが恋人や娘と出演する『オ・ウニョンの金相談所』は、本日20時10分からチャンネルAで放送される。
◇ソ・ジョンヒ プロフィール
1962年12月14日生まれ。若くしてデビューし、1980年代の“CM女王”として愛された。しかし1982年、コメディアンのソ・セウォンと結婚。おしどり夫婦と知られたが、32年が過ぎた2015年に離婚した。2人の間には1男1女がいる。MBNの『トロットファイター』(原題)、SBSプラスの『お姉さんには言ってもいい』(原題)、KBS2の『パク・ウォンスの一緒に暮らしましょう』(原題)など、様々なバラエティ番組に出演し、活発に活動。韓国では“最も美しい60代”と呼ばれている。
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