当て逃げの疑いが持たれている歌手キム・ホジュンが乗っていた車が、英高級メーカー「ベントレー」のベンテイガであることが確認された。
5月16日、韓国の自動車業界によると、キム・ホジュンが事故当時に乗っていた車は、ベントレーから昨年12月に発売された「ベンテイガEWB」だったという。キム・ホジュンは今年1月から同モデルに乗っていると伝えられているため、韓国で発売された直後に購入したものとみられる。
「ベンテイガEWB」は2017年に過酷で公式発売されたモデル以降、6年ぶりに披露されたもので、EWBは「エクステンデッドホイールベース(Extended Wheelbase)」を意味する。名前の通り、ベントレーのラグジュアリーSUVベンテイガをベースにホイールベースを延長し、最高級プライベートジェット機のような後部座席のスペースを確保している。
価格は最大3億3390万ウォン(約3800万円)に達し、オプションや車両取得税などを合わせると4億ウォン(約4600万円)をゆうに超える。
先立ってキム・ホジュンは5月9日23時40分頃、ソウル江南区・新沙洞(カンナムグ・シンサドン)の道路で進路変更中に向かい合ってきたタクシーと衝突し、逃げたことで、ひき逃げ疑惑を受けている。事件直後、車両のドライブレコーダーのメモリーチップを破棄し、運転者をマネージャーにすり替えるなど、隠蔽の証拠が続々と出てきている状況だ。
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