ガールズグループ「FIFTY FIFTY」の楽曲が、女性K-POPアーティスト初の記録を樹立した。
FIFTY FIFTYの『Cupid-Twin ver.』は最近、音楽検索サービス「Shazam」で500万リスナーを達成した。これは、韓国女性アーティストの最高記録で、K-POPグループとして同数字を達成したのはBTS（防弾少年団）のみとなっている。
『Cupid-Twin-ver.』は2023年2月にリリースされた1stシングル『The Beginning:Cupid』のリード曲『Cupid』の英語バージョンだ。米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」に25週連続でチャートインするなど、世界的ヒットとなった。
なお、FIFTY FIFTYは“内紛”によって4人中3人が去り、キナのみが残った。現在は新メンバーを選抜中だ。
FIFTY FIFTYの4人は昨年6月、ATTRAKTが精算資料の提供義務、メンバーの身体的・精神的健康管理義務などを履行しなかったと主張し、専属契約解除を求める専属契約効力停止仮処分申請を提起したが、同年8月に裁判所が棄却した。
その後、メンバー3人は直ちに抗告したが、キナだけは抗告を取り下げ、ATTRAKTに復帰。ATTRAKTはセナ、シオ、アランとの専属契約を解除した。
今年3月には、元メンバーの3人が告発状を提出した背任事件が、ソウル江南（カンナム）警察署で不送致（疑惑なし）になったという結果が出た。
◇FIFTY FIFTYとは？
キナ（2002年生まれ）、セナ（2004年生まれ）、シオ（2004年生まれ）、アラン（2004年生まれ）の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン（最高順位17位）し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録（8週連続）を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、突然メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出し、所属事務所と紛争が始まった。最終的にキナだけが復帰。所属事務所は10月、3人に専属契約解除を通知した。
■所属事務所に復帰したキナ、すべての“黒幕”を明かす「後悔している」
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