SEVENTEENが9年間の歩みを見せる。
SEVENTEENが4月29日に発売するベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』に収録された歴代アルバムのタイトル曲28曲を通じて、これまでの9年間を見せる。
「自主制作アイドル」から始まり「K-POP最高グループ」に浮上したSEVENTEENの歴史は「清涼」、「拡張」、「真正性」の3つのキーワードに要約される。
SEVENTEENの始まりは「清涼」だった。
2015年のデビュー曲『Adore U』を皮切りに『MANSAE』『Pretty U』『VERY NICE』などを披露し、「清涼ドル」の代表走者と呼ばれたSEVENTEEN。明るくて軽快な音楽とメンバーの爽やかなエネルギー、多人数を活用したダイナミックなパフォーマンスが調和して付けられた愛称だった。反応は熱かった。
SEVENTEENは、1stフルアルバムのタイトル曲『Pretty U』でデビューから1年越しに音楽番組で1位のトロフィーを手にした。同年公開された『VERY NICE』はバラエティ番組に挿入され、発表から8年が過ぎた今でも世代問わず人気だ。
SEVENTEENは清涼コンセプトを絶えず変奏してきた。
3rdミニアルバムのタイトル曲『BOOMBOOM』は清涼感がありながらも迫力のある雰囲気を与えた。4thリパッケージアルバムのタイトル曲『_WORLD』はパンクとアーバンR&Bジャンルの結合で甘い雰囲気を倍増させ、11thミニアルバムのタイトル曲『God of Music』もSEVENTEENの「清涼ヒット曲」を引き継ぐ。昨年10月に公開されたこの曲は、同年発表された男性グループの曲の中で初めてmelon「トップ100」の1位に輝いた。
デビュー当初、「清涼ドル」で名声を博したSEVENTEENは多様なジャンルを吸収し、音楽的スペクトラムを広げた。
EDMを感情的に解釈した『Don’t Wanna Cry』、スイングジャンルをベースに東洋風楽器を加えた『HOME;RUN』、ロックサウンドを融合させ強烈な印象を残した『Rock with you』、オールドスクールHIPHOPを基盤にした『F*ck My Life』など、出すアルバムのタイトル曲ごとに新しい音楽に挑戦し、SEVENTEENの感性を拡張した。
SEVENTEENの限界のない挑戦は、グローバル音楽市場でも目を引いた。
10thミニアルバムのタイトル曲『Super』はビルボード「グローバル200」に12週間もチャートイン。『God of Music』、『HOT』、『Ready to love』、『Rock with you』も同チャート入りし、グローバルな影響力を広げてきた。
海外の音楽専門メディアは「SEVENTEENは自ら『SEVENTEENらしさ』を追求し、新しいことを実験し、テストする」(ビルボード)、「グローバルスーパースターの仲間入りを果たす」(英ガーディアン)などの賛辞を送った。
SEVENTEENを完成させるのは、何よりも真正性だ。
SEVENTEENの歴代タイトル曲には、メンバーたちの思いが込められている。デビューの時からメンバー全員がアルバム製作に参加する「自主製作ドル」として名声を博した。
その中で主軸になったウジは、韓国著作権協会に160曲以上登録させたほど、旺盛な創作活動を見せている。
ウジは2019年、3rdフルアルバム発売記念ショーケースで「アルバムを作る時『私たちがどんな話が上手にできるだろうか?』、『今私たちに合う物語は何だろうか?』と悩んでいる」と話していた。
このようにSEVENTEENの音楽はメンバーたちの思いと感情、経験を土台に完成される。これは、SEVENTEENがCARAT(公式ファンクラブ)と深く交感できる秘訣であり、CARATと共にする「TEAM SVT」を可能にする理由でもある。
SEVENTEENはベストアルバム発売に先立ち、27・28日にソウルワールドカップ競技場で「SEVENTEEN TOUR FOLLOW AGAIN」を開催する。
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