俳優の東出昌大と唐田えりかの不倫騒動が、お隣・韓国でも話題になっている。
不倫騒動が巻き起こった1月23日には、韓国メディアがこぞって報じた。韓国最大のポータルサイト「NAVER」のリアルタイム検索ワードで、「唐田えりか 不倫」が1位になったりもした。
そんなことからもわかる通り、韓国では東出昌大やその妻・杏よりも、唐田えりかが注目を集めている。
一体なぜか。
そもそも韓国で唐田えりかは、少女時代の『DIVINE』のMVにも出演するなど、知る人ぞ知る女優だった。
彼女が韓国で知名度を上げたきっかけは、2017年9月。LG電子のスマートフォンのCMに出演し、大きな話題となったのだ。
例えば韓国メディア『Insirht』は当時、「牧場でアルバイトをしていたらLGスマートフォンCMモデルにキャスティングされた」と題した記事で、「(LG電子の)CMで視聴者の視線を奪ったのは、出演している女性の美貌だ」と評価。
「女優としての経験値を一つひとつ積み重ねていっている唐田えりかは、現在日本を盛り上げる次世代女優として評価されており、韓国国内でも今回のCMを通じて認知度を高めている」と報じた。
当時ネット上には、「本当に清純だなあ」「きれいだ…整形もしていないようだし」「広末涼子に続く清純派女優になってくれると期待したい」といったコメントが並んだ。
そして唐田えりかは2017年11月、韓国の芸能プロダクションであるBHエンターテインメントと、韓国国内におけるマネージメント契約も交わした。
BHエンターテインメントは、今やハリウッドで活躍する俳優イ・ビョンホンや、日本では韓国時代劇ドラマ『トンイ』で一躍有名になった女優ハン・ヒョジュら、韓国屈指の役者専門のマネージメント会社だ。
そのBHエンターテインメントとの契約後、韓国の人気アーティストであるナオルのミュージックビデオ『記憶の空いた場所』に出演するなど、韓国で知名度をグングン伸ばしていった。
2019年には、ドラマ『アスダル年代記』に出演。“韓国版ゲーム・オブ・スローンズ”といわれる『アスダル年代記』は、人気ドラマ『太陽の末裔』で知られるソン・ジュンギをはじめ、チャン・ドンゴン、キム・ジウォンなどの豪華キャスト陣と、540億ウォン(約54億円)の制作費を投入した超大作だ。
その出演決定を伝えた『スポーツ東亜』は、「唐田えりかは韓国内スマホの広告とナオルの『記憶の空いた場所』MVなどを通じて、韓国ファンを魅了しただけに、本格的に始まる韓国活動に期待が増幅している」と報じた。
『アスダル年代記』の第13話から登場した唐田えりかは、「これからも韓国での活動をもっと活発にしていきたい」などと意気込んでいた。
そんななかで起きたのが、今回の不倫騒動なのだ。
「唐田えりか、韓日を騒然とさせた不倫」(『イルガン・スポーツ』)、「唐田えりか、9歳年上と不倫→韓日が騒然」(『ヘラルドPOP』)などなど、キリがないほど多くの韓国メディアが騒動を報じており、韓国での活動にも影響が出ることは必至だろう。
唐田えりかの韓国所属事務所であるBHエンターテインメントは「唐田えりかのニュースで多くの方々にご心配をおかけし、誠に申し訳ない」とし、「唐田えりかは現在深く反省して悔いている。また、このことで大きな傷を負った家族やファンの方々に深くお詫び申し上げる」と伝えが、波紋は広がっている。
日本はもちろん、韓国でもイメージの失墜を避けられそうにない。唐田えりかの今後に注目したい。
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