SEVENTEENが今年デビュー10年目を迎えたが、毎年のようにキャリアハイを続けながら終わることのない全盛期を過ごしている。
2015年にデビューアルバム『17 CARAT』のタイトル曲『Adore U』でK-POP界に第一歩を踏み出したSEVENTEENは、デビュー曲から作詞・作曲に参加し、元祖「自主制作アイドル」として大衆と業界の関心を一身に集めた。
グループ内のHIPHOPチーム、ボーカルチーム、パフォーマンスチームと3つのユニット体制を保有しているSEVENTEENは、アルバムごとにジャンルを選ばない幅広い音楽的スペクトラムを誇り、“信じて聴けるアイドル”としての立場を固めた。
特にSEVENTEENは、13人組という多人数グループであるにもかかわらず、一寸の誤差もないまさに「カルグンム」(キレ味抜群の群舞)を見せながら圧倒的なパフォーマンスを発揮し、国内外のファンを魅了した。
足音まで合わせた圧倒的なSEVENTEENのパフォーマンスは、聞く楽しさを超え、見る楽しさまで引き出した。
また普通のアイドルグループは、ある程度の年数を重ねるとアルバム発売期間を長く持つ傾向にあるが、SEVENTEENはこれまで年に2枚以上のアルバムを着実にリリースし、活発な活動を続けている。
2023年も10thミニアルバム『FML』と11thミニアルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』を披露したSEVENTEENは、再びK-POP界の新しい歴史を作った。
『FML』はリリース初日だけで399万枚以上も販売され、累計販売量628万枚でK-POPの単一アルバムとして過去最高に売れたアルバムに。続く『SEVENTEENTH HEAVEN』はリリースから1週間でアルバム販売量509万1887枚を記録し、K-POPアーティストの歴代初動1位となった。初動で500万枚を超えたアルバムは、『SEVENTEENTH HEAVEN』がK-POP史において初めてだ。
これでSEVENTEENは、韓国アルバム累計販売量1600万枚を超える大記録を作り、「1000万アーティスト」の威容を誇った。
K-POP界にはデビュー7年でメンバー脱退や解散が頻発することから、“魔の7年ジンクス”があるが、SEVENTEENはそれを乗り越え、10年目を迎えても成長に成長を重ねてきた。
2023年には授賞式「MAMA AWARDS」で初の大賞を受賞するなど、目覚ましい成果を収めた。「今年のアルバム(Album of the year)」賞など計5冠を達成したSEVENTEENは、「僕たちは本当に最初から後ろ指を指されていたグループだった。人数が多すぎて絶対に成功しないと、目の前で言われたこともある」とし、「SEVENTEENという名前を持ってアイドル生活をしながら、“この賞を一度でももらえるだろうか”という考えをたくさんした。CARAT(SEVENTEENファン)の方々のおかげで再契約でき、 この賞をもらえるようにしてくださって感謝している。CARATの方々に栄光を捧げたい」と、心からの感想を伝えた。
その他にもSEVENTEENは、授賞式「2023 AAA」で2つの大賞の主人公となり、「第38回ゴールデンディスクアワードwith Bank Mandiri」でアルバム部門の大賞を受賞するなど、2023年の韓国主要授賞式で5つの大賞、18つの本賞を受賞し、“K-POPを代表するグループ”としての底力を見せつけた。
2023年を華やかに終えたSEVENTEENは、バラエティコンテンツで2024年をスタートさせた。
普段から独特のバラエティ力とメンバー間のケミストリーを誇り、バラエティアイドルとしても活躍してきたSEVENTEENは、これまで独自コンテンツ『GOING SEVENTEEN』を誕生させ、ファンから大衆まで魅了した。
さらにSEVENTEENはナ・ヨンソクPDと手を握り、新年から韓国tvNのバラエティ番組『NANA TOUR with SEVENTEEN』で視聴者に会っている。番組を通じて、これまで磨き上げたバラエティ力を惜しみなく発揮して好評を博している。
ステージの上でも下でも一途な姿で 10年にわたって発展しているSEVENTEEN。 次の10年がさらに期待される理由だ。
(記事提供=OSEN)
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