悔しい無実なのか、愛妻家の裏切りなのか。俳優カン・ギョンジュン(40)が突然、“不倫”訴訟に巻き込まれた。
とあるメディアの報道によると、カン・ギョンジュンは昨年12月26日に5000万ウォン(約500万円)の損害賠償請求訴訟を起こされた。
所属事務所側は報道が出た後、カン・ギョンジュンが訴状を受け取ったことを確認。ただし「告訴人とカン・ギョンジュンの間に誤解の余地がある」と明らかにした。
訴状によると、カン・ギョンジュンと告訴人の妻A氏は不動産仲介業者に在職中。告訴人は「カン・ギョンジュンが人妻であることを知りながらA氏と不正行為を犯した」と主張した。これを証明する証拠も提出したという。
大衆の衝撃は大きかった。
カン・ギョンジュンは現在、2人の息子と共にバラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』(KBS 2TV)に出演中の状況だからだ。同番組は、スターたちが子育てに奮闘する姿に密着する人気バラエティだ。
彼は子供たちを心から愛する“優しいお父さん”のイメージを持っており、最近では長男がドラマ『高麗契丹戦争』に端役で出演して話題を集めたりもした。
何よりもカン・ギョンジュンは、愛妻家のイメージが強かった。2013年のドラマ『いばらの花』で共演したチャン・シニョンと結婚したのだが、チャン・シニョンと前夫の間に生まれた息子まで優しく面倒を見て、感動を与えたのだ。
そんなカン・ギョンジュンに不倫訴訟が提起されたことで、ファンは少なからぬ衝撃に陥った状態だ。ただ所属事務所側が「互いに誤解の余地がある」と明らかにしており、事件の詳細が公開されていないだけに、もう少し冷静に見守ったほうがいいだろう。
これに先立って、UN出身の俳優チェ・ジョンウォン(42)も似たような状況に置かれている。
チェ・ジョンウォンは2022年に1億ウォン(1000万円)台の損害賠償請求訴訟に巻き込まれた。告訴人は、チェ・ジョンウォンが自分の妻B氏と不適切な関係だったと主張し、1億ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。
しかしチェ・ジョンウォンは「事実無根」と主張し、B氏とは幼い頃から家族同士が知るほど親交のある町内の妹と反論。最近連絡が来て、久しぶりに会っただけだと述べた。当事者であるB氏まで直接乗り出して、チェ・ジョンウォンに謝罪した。
チェ・ジョンウォンはB氏を名誉毀損教唆、脅迫、侮辱、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反などの容疑で告訴し、B氏側もやはり告訴で対応した。チェ・ジョンウォンは名誉毀損と関連して“嫌疑なし”の処分を受けたが、B氏は異議を提起しており、まだ両者の戦いは進行中だ。
そんな前例があるため、カン・ギョンジュンに対する視線も中立的だ。それでも愛妻家のイメージが大きかっただけに、衝撃は簡単に収まらないと見られる。
(記事提供=OSEN)
◇カン・ギョンジュン プロフィール
1983年2月11日生まれ。2004年のMBCシチュエーションコメディー『ノンストップ5』でデビューした。ドラマ『帰ってきたシングル』『裸足の青春』などに出演。2013年のドラマ『いばらの花』に出演し、共演した女優チャン・シニョンと2018年5月に結婚。チャン・シニョンの連れ子、2019年9月に生まれた息子と暮らす。2023年4月からはバラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』にレギュラー出演している。
◇チェ・ジョンウォン プロフィール
1981年5月1日生まれ。2000年に男性デュオUNでデビューし、『Gift』『Pado』『My love My bride』など数多くのヒット曲を発表して名前を知らせた。グループ解散後、2005年のドラマ『震える胸』を皮切りに俳優として活動。ドラマ『マイ・シークレット・ホテル』『奥様はサイボーグ』『先輩、その口紅塗らないで』などに出演した。
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