人気相談番組に出演した韓国女性が、ステージ4のすい臓がんでこの世を去っていたことがわかった。
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12月18日午後、韓国の人生相談番組『何でも聞いて菩薩』(原題)の関係者は、本サイト提携メディア『OSEN』に、「私たちもチェ・ソンヒ氏関連のニュースを聞いて確認したが、癌闘病中、最近、亡くなったという話を知ることになった」として、「残念ながら10月15日に亡くなった」と明かした。
先立って9月に放送された同番組には、ステージ4のすい臓がんと診断され、闘病中だったチェ・ソンヒさんが相談者として登場した。
チェ・ソンヒさんはすい臓がんと診断された3カ月後に夫が不倫をしていることを知ったという。その後、ドライブレコーダー、メッセージアプリなどから証拠を収集した結果、夫が不貞を働き始めたのは、チェ・ソンヒさんが癌の診断を受けてから3週間ほどしか経っていないタイミングだったことがわかったと、番組で明かしていた。この衝撃的な告白に対して、MCの一人であるイ・スグンは「呆れて言葉が出てこない」と怒りをあらわに。
チェ・ソンヒさんは幼い息子のためにも結婚生活を守りたかったが、結局、不倫女性の損害賠償訴訟に続いて離婚訴訟まで進めることになった。しかし、不倫相手の女性は反省するどころか、弁護士を雇うお金もなく、闘病中だったチェ・ソンヒさんを前に裁判の場で「ステージ4の癌は嘘かもしれないので確認してみてください」という発言をしたとされている。
イ・スグンは「家族が病気になると申し訳なくて毎日涙が出る」として、「一番大変な時期に傍で守らなければならないのに、癌闘病中の妻と幼い子供を置いて新しい女性が目に入ってくると?」とし、チェ・ソンヒさんの切なさに言葉を続けることができなかった。
そしてもう一人のMCのソ・ジャンフンは「今一番重要なのは健康だから、まず自分のために治療だけに専念しろ」と伝え、チェ・ソンヒさんの家族、知人にも「問い詰めず、理由も聞かず、頑張れという連絡さえ難しい相談者(チェ・ソンヒさん)に心からの応援と祈りだけをしてほしい」と頼んだ。
また、「奇跡という単語は今も起きているので存在する」として、奇跡が訪れ、癌を必ず克服して良い知らせを聞かせてほしいというイ・スグンの言葉に、チェ・ソンヒさんは思わず泣き始めてしまう。その様子を見ていたソ・ジャンフンも、低い声で「とても残念だ」と話し、静かに涙を拭いていた。
(記事提供=OSEN)
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