パク・ソジュン&ハン・ソヒ主演で話題の『京城クリーチャー』、死闘のなかで花咲く“切ない愛”

2023年12月19日 話題

1945年、36年間の日本統治を抜け出した朝鮮半島だが、独立を得る年に“怪物”が現れたらどうなるだろうか。

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Netflixの新作ドラマ『京城クリーチャー』は、そんな単純な質問から出発する。

『京城クリーチャー』は激動の時代、2人の若者が貪欲の作り出した怪物に対抗し、死闘を繰り広げる話を描いた作品だ。怪物と立ち向かう過程で、怪物よりも怪物のような人間と向き合う。

豪華俳優陣で送る超期待作

時代劇とクリーチャーものが結合したこのドラマは、演出陣と俳優陣のラインナップが華やかだ。

パク・ソジュンとハン・ソヒ、スヒョン、キム・ヘスク、チョ・ハンチョルなど演技力と大衆性を兼ね備えた俳優たちが並んでいる。また『製パン王キム・タック』や『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズを執筆した脚本家カン・ウンギョンと、『ストーブリーグ』を演出したチョン・ドンユンPDが意気投合した。

チョン・ドンユンPD
チョン・ドンユンPD

チョン・ドンユンPDは12月19日、ソウル龍山(ヨンサン)のレイヤー20で開かれた『京城クリーチャー』制作発表会で、「最初は演出者として京城(日本統治時代のソウル)を扱いたかった。私たちだけの歴史に全世界の視聴者が好きなクリーチャーを混ぜるならば、拡張性があると思った」とし、「時代劇とクリーチャーを融合することは個人的に挑戦だと思った。そして徐々に話を作っていった」と話した。

『京城クリーチャー』は人体実験で悪名を轟かせた部隊がモチーフだ。戦争に勝つために人間の命を軽く考えた人々のせいで、衝撃的な怪物が誕生した。

行方不明になった母親を探すために満州と上海を行き来しながら荒々しい人生を送ってきた捜索専門家のユン・チェオク(演者ハン・ソヒ)が京城に渡り、資産家チャン・テサン(演者パク・ソジュン)と出会って物語が始まる。

パク・ソジュン
パク・ソジュン

チェオクはテサンのおかげで母親に対する糸口を得る。再び母親を訪ねていく過程で怪物と向き合い、死闘を繰り広げる。そしてお互いに切ない感情が芽生える。

パク・ソジュンは「テサンは金鈺堂(きんぎょくどう)という質屋の当主になる前まで、あらゆる苦労をした人物だ。チェオクに出会って予想できなかった事件に巻き込まれる」とし、「いつも悩むのが緩急の調節だ。ドラマには感情ラインがあり、どの部分で感じられるのか言葉になるように表現するのが俳優の役割だ。チェオクを眺めていると自然に感じられる切なさがあった」と話した。

『夫婦の世界』に続き、『マイネーム:偽りと復讐』を通じて強靭な女性像を表わしたハン・ソヒは、今回も勇敢で大胆だ。

ハン・ソヒ
ハン・ソヒ

ハン・ソヒは「チェオクは母親を探さなければならないという目的が明確な人物だ。時代が与える影響が大きく、チャン・テサンをはじめ、周囲の人物の影響を受けながら人物を完成させた」と話した。

Netflixは異例にも、クリーチャーものを相次いで公開した。先立って12月1日に『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2が公開され、そして『京城クリーチャー』が公開される。

現代に現れたクリーチャーと過去に現れたクリーチャーに分かれるが、違いはどこにあるのか。

チョン・ドンユンPDは「『京城クリーチャー』のクリーチャーは悲しい情緒が溶け込んでいる。強力でもないし、かっこよくもない。クリーチャーになる過程の事情が深い。それが体と表情にすべて表れる。悲しいクリーチャーということに傍点がある」と話した。

『京城クリーチャー』演出陣と俳優陣
『京城クリーチャー』演出陣と俳優陣

続いて「クリーチャーに私たちだけの叙事を盛り込もうとした。どんな過程を経て誕生し、どうしてこんな外形と能力を備えることになったのかを表現することに集中した」と付け加えた。

なお『京城クリーチャー』はパート1(計7話)とパート2(計3話)の2回に分けてNetflixで配信される。パート1は12月22日に、パート2は2024年1月5日に配信される予定だ。

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