韓国の女性アナウンサーが男性を侮辱する単語を使用したとして、一部から非難の声を浴びている。
12月14日、韓国のネット上では「イ・ジヒョン・アナウンサー、インスタ修正後の文」という投稿が広く拡散されている。
渦中の人物は『SBSスポーツ』のアナウンサーを務めるイ・ジヒョン。過去には『OBS京仁テレビ』で気象キャスターを務め、昨年1月から『SBSスポーツ』のアナウンサーを務めている。
投稿者が公開した画像によると、イ・ジヒョンは前日の13日、自身のインスタグラムに「ロマンと言うフェリーに乗って去ります~。どうにかウンエンウン大丈夫でしょう~」と綴り、自撮りなど数枚の写真を投稿した。
この投稿に対し、コメント欄では「“ウンエンウン”と言う単語はフェミニストが使う単語だ」「男性嫌悪を助長する単語だ」などといった非難が溢れていた。
これを受け、イ・ジヒョンは「コメントを見て驚きました。そんな意味が込められた単語だったなんて知りませんでした」とし、「言葉の出処と用例を理解して書かなければならない職業の人間としてそうできず、不快感を与えたのであれば申し訳ございません。どういう状況なのかわからず、少し驚いていますが、これからはちゃんと書きます」と、投稿文を修正した。
投稿が修正された直後、ネットユーザーは「知らない単語だったのかもしれない」「すぐに謝罪文を載せたのであれば、問題になることはない」といった反応を示していた。
なお、イ・ジヒョンが使用した「ウンエンウン」という単語は、ツイッター(現X)のユーザーの間で派生した造語だ。
とあるユーザーが、韓国映画で俳優のセリフが上手く聞き取れず、「ウンエンウン、チョキポキ」に聞こえると表現したことからこの単語が広まった。
アメリカの映画俳優トーマス・マクドネルも、ツイッターで「ウンエンウン、チョキポキ」と韓国語でツイートし、関心を集めたことがあった。
本来、「ウンエンウン」はふざけた言葉を表現する際に用いられる造語だったが、一部で盲目的に男性を侮辱する際に同単語が使用されたことで、近年は意味が変質して捉えられることがある。
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