BLACKPINKの契約問題を抱えるYGエンタにさらなる悪材料…ヤン・ヒョンソク総括PD、2審で有罪判決

2023年11月08日 話題

「原審判決を破棄して懲役6カ月、執行猶予1年を宣告する」

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11月8日、ソウル高裁・刑事6-3部(部長判事イ・ウィヨン、ウォン・ジョンチャン、パク・ウォンチョル)は、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(報復脅迫など)などの容疑で起訴されたYGエンターテインメントの創業者で、総括プロデューサーのヤン・ヒョンソクの控訴審判決公判で、上のように宣告した。

裁判所は「被害者が捜査機関で実際に陳述を翻し、B.I氏に対する内偵捜査が終結したが、2019年に被害者の公益申告以降に捜査が再開され、B.I氏に対する処罰がなされた」とし、「被害者の自由な陳述が妨害され、重大な社会的法益が侵害された」と伝えた。

裁判所は1審で下された無罪判決を破棄し、ヤン・ヒョンソクに対して懲役6カ月、執行猶予1年を宣告。またYGのマネージャー出身のキム氏に対しても懲役4カ月、執行猶予1年を言い渡した。

ヤン・ヒョンソク
(写真提供=OSEN)ヤン・ヒョンソク

この日、黒いスーツに黒いマスクをつけたまま裁判所を抜け出したヤン・ヒョンソクは、取材陣の質問に何の返事もしないまま急いでその場を離れた。

ヤン・ヒョンソクは2016年8月、当時YGエンターテインメント所属のグループiKONのメンバーだったB.Iが麻薬を購入して使用したという疑惑と関連し、情報提供者でYG元練習生のハン・ソヒを懐柔・脅迫して捜査をもみ消そうとした疑惑で起訴された。

ヤン・ヒョンソクは、自分がハン・ソヒを呼んで「(芸能界で)お前一人を殺すのは何でもない」と話したという主張を否認してきた。検察は1審の結審公判で「恐怖心を誘発する害悪な告知をしたことが明白だ」とし、ヤン・ヒョンソクに対して懲役3年を求刑した。

だが裁判所は2022年12月、1審で「報復脅迫や強要罪で処罰するには、被告人の行為によって被害者に恐怖心が生じて意思の自由が抑圧された状態で陳述が翻されなければならないが、被害者に恐怖心を与えたということが十分に証明されなかった」とし、ヤン・ヒョンソクに無罪を宣告した。

これに対して検察は「1審の裁判所が事実関係の認定と法理解釈を誤った」として控訴状を提出。そして今回、2審で原審が破棄され、ヤン・ヒョンソクに懲役6カ月、執行猶予1年が宣告された。

BLACKPINKの契約問題などを抱えるYGエンターテインメントにとって、さらに悪影響が避けられない宣告となった。

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