性犯罪に手を染めた韓流スターの処罰の“軽さ”に非難殺到…控訴審で変化はあるか

2019年12月16日 話題

「人生の最後の瞬間まで懺悔せよ」という裁判所の言葉は重かったが、検察の求刑3年から6カ月を削り、執行猶予を宣告した結論は、あまりに軽すぎるという批判を避けることができなかった。

結局、検察は控訴を決定した。

検察は去る12月11日、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法上の準強姦容疑で拘束起訴された俳優カン・ジファン(42)の執行猶予宣告に不服を申し立て、控訴した。

【注目】元KARAク・ハラの死後もリベンジポルノ裁判は続く…「性犯罪の処罰を強化すべき」

先立って12月5日、水原(スウォン)地方裁判所・城南(ソンナム)支部刑事1部(チェ・チャンフン部長判事)は、カン・ジファンの宣告公判で性的暴行とセクハラ疑惑をすべて有罪と認めるとしながらも、懲役2年6カ月、執行猶予3年を宣告した。

検察はカン・ジファンに懲役3年を求刑したが、裁判所はカン・ジファンが結審公判前日の11月20日に被害者と劇的な和解を成し遂げて処罰取り下げ書を提出し、刑事処罰を受けた前科がないこと、反省の意思を見せたことなどを軽減要因としたとみられる。

結局カン・ジファンは5カ月ぶりに釈放され、彼を待っていた多くのファンと取材陣を横目に悠々とその場を立ち去った。

カン・ジファン

強姦という重大な犯罪に手を染めながら、被害者と和解したという理由で釈放されたカン・ジファンに対して、世論は怒りしかなかった。

性犯罪は被害者の積極的な保護が何よりも重要だが、彼のような芸能人から性的暴行を受けた被害者の場合、急速に広がるデマなどで2次被害を受ける可能性が非常に高い。そんな現実のなかで行われた和解が、加害者の罪を許すことと同一視されていいのかという疑問を生んでいる。

被害者側の弁護人も、とあるメディアとのインタビューを通じて「合意すること以外、被害を回復する他の選択肢がなかったので、やむを得ず合意した」とし、「被害者たちはまだ治療を受けており、仕事を辞めて他の職を探している」と明かした。

量刑が不服と控訴状を提出した芸能人も

一方、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(特殊準強姦)などの疑いを受けた歌手チョン・ジュニョン(30)と元FTISLANDチェ・ジョンフン(29)は、相次いで控訴状を提出した。

前へ

1 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集