物議かもした“末っ子メンバー”への対応に温度差…元祖K-POPガールズグループの「異なる選択」とは

2023年09月19日 話題

K-POPガールズグループの“第1世代”と呼ばれるレジェンドグループのメンバーたちが物議をかもしている。

【画像】物議となった「第1世代」メンバーの“扇情的”な衣装

物議をかもしたメンバーに対して、あるグループは不仲説が浮上し、また別のグループは温かく迎え入れる姿を見せている。

ガールズグループS.E.Sに不仲説が浮上した。

常習賭博で社会的な物議をかもしたメンバーのシューと、ボランティア活動も一緒に行うなど物心両面で支援を惜しまなかったパダの間に、距離ができたのだ。パダがライブ放送を通じて明らかにした。

シュー
(写真提供=OSEN)シュー

パダはライブ放送を通じて「本当に大切だから言いたいことがあった。私一人がそんな話をしていたらシューと少し離れた感じがあるが、違うものは違うから、姉として話してあげたいことがあった」と述べた。

続けて「なぜそのような事件があった後にすぐタンクトップを着てはいけないのかシューに説明した。シューは自分が熱心に生きる姿を見せたくて運動をしたりしたが、“タンクトップを着て運動しなくてもいい”と話した。でも私に“オンニ(お姉さん)は着るじゃん”と言ってきた。今そのように着てしまうと、ある人たちから気が狂ったと言われるのではないかと心配になった。そんな小言を言ったから、シューが嫌がったのだろう」と話した。

またパダは「“しっかりしなきゃ”と苦言を呈せざるを得なかった。あなたの周りに本当にあなたのためになる人がいるかを見て」とし、「あなたがあんなことをしたのに“もうしないから”とだけで終わるわけではない。どう人生を生きていくかも重要だ」と話した。

パダはシューが賭博で物議をかもして処分を受けた後、彼女を助けるために物心両面で惜しまなかった。特にシューが個人ライブ放送で露出のある衣装を着て叱咤されると、彼女のためを思って苦言も呈した。しかしシューはパダの心を理解できず、苦言に残念な気持ちを示し、2人の関係は遠ざかった。

パダは「あなたから少し離れて待っているんだ。できる。戻ってきてほしい」と希望の可能性を閉じることはなかった。

夫が物議のメンバーを温かく…

S.E.Sとは異なり、Fin.K.L.(ピンクル)は物議をかもした夫を持つメンバーのソン・ユリを抱きしめた。

ソン・ユリ
(写真提供=OSEN)ソン・ユリ

ソン・ユリの夫でプロゴルファー出身の事業家アン・ソンヒョンは、仮想通貨の裏取引上場疑惑にともなう詐欺疑惑などで在宅起訴された。拘束こそ免れたが、社会的な批判を集めている。

ソン・ユリは現在、これといった活動をしていない状態。彼女の近況はFin.K.L.のリーダー、イ・ヒョリを通じて公開された。

まずイ・ヒョリはFin.K.L.メンバーのオク・ジュヒョンが出演したミュージカルを観覧後、一緒に写真を撮りながら厚い友情を見せた。オク・ジュヒョンは「足を運んでいただき、誠にありがとうございます。宇宙大女神の訪問」と話し、同じくメンバーのイ・ジンはこの写真にハートの絵文字を残した。

続いてイ・ヒョリはソン・ユリにも会った。これといった書き込みはなかったが、イ・ヒョリはソン・ユリと座ってお互いを見つめ合って微笑む写真を公開した。最年長と末っ子の和やかな場面にファンの心も熱くなった。

イ・ヒョリとソン・ユリ​​​​​​
(写真=SNS)​イ・ヒョリとソン・ユリ​​​​​​

今年でデビュー26周年となったS.E.Sと、デビュー25周年を迎えたFin.K.L.。物議をかもしたメンバーがグループ最年少の“末っ子”という点も、第1世代レジェンドガールズグループという点も似ているが、そのフォローの仕方は大きく異なった。

それでも何よりもメンバーを大切にし、愛しているという点は同じだ。

(記事提供=OSEN)

◇シュー プロフィール

1981年10月23日生まれ。14歳まで横浜で育つ。1997年11月に韓国デビュー、翌年10月に日本デビューを果たした。V6とのコラボ曲『One』を日韓両国でリリースしただけでなく、V6メンバーの井ノ原快彦とドラマや舞台で共演。2002年末にS.E.S.解散後、2010年に元バスケットボール選手のイム・ヒョソンと結婚し、一男二女の母に。だが2016年8月から2018年5月にかけて、計7億9000万ウォン(約7900万円)規模の常習賭博をした疑惑を受け、2019年2月に懲役6カ月、執行猶予2年、社会奉仕80時間を宣告されて自粛。2022年初め、S.E.S.メンバーのユジン、パダの助けで4年ぶりに復帰し、賭博根絶広報大使になるなど、多様な分野で活動している。

◇ソン・ユリ プロフィール

1981年3月3日生まれ。ドイツ・テュービンゲン出身。1998年にアイドルグループFin.K.L(ピンクル)のメンバーとして芸能界デビューし、“歌謡界の妖精”と称され、大人気を博す。2002年のドラマ『バッドガールズ』で女優デビュー。その後もドラマ『ある素敵な日』(2006)、映画『チャ刑事』(2012)などで女優として活動する一方、低所得者層や困難な生活を送る青少年などに向けたボランティア活動を精力的に行っている。

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