新ドラマ『国民死刑投票』製作陣が明らかにした主演3人のキャスティングのキーワードは「意外性」だ。
8月10日から放送の新木曜ドラマ『国民死刑投票』は、悪質犯罪者を対象に国民死刑投票を行い、死刑を執行する正体不明の“犬仮面”を追跡する話を描いた国民参加審判劇だ。衝撃的な設定とストーリーテリング、力強い演出、俳優たちの圧倒的な演技力が調和し、2023年下半期の期待作として浮上している。
さらに本作は、主演俳優3人の破格変身でも注目されている。
スマートで洗練されたイメージのパク・ヘジン（キム・ムチャン役）が荒々しく猪突的な刑事に、強烈で頑丈なイメージのパク・ソンウン（クォン・ソクジュ役）が善と悪の境界に立った法学者であり囚人に、前作で“悪の頂点”に立ったイム・ジヨン（ジュヒョン役）が正義を負う警察に変身する。
これに対し、チョ・ユニョン作家とパク・シヌ監督に直接3人のキャスティング理由、そして長所と魅力について聞いてみた。
チョ・ユニョン作家はキャスティング理由を尋ねると躊躇なく「意外性」と答えた。
「パク・ヘジン俳優は暴言を吐く台詞さえ非常に慎重なマナー男ですが、今回はアクションに最適化されたフィジカルと荒い台詞のトーンで、これまで見たことのない男前に変身しました。本人の分量がない台本の練習も欠かせないほど責任感まで完璧な、ワントップ主演俳優です」と絶賛した。
続いてパク・ソンウンについては「パク・ソンウン俳優は実際に法学部に通っていた、本当に賢い人です。荒くコミカルな最新作と違い、今回はエリート的な面から繊細な感情の表現まで天然色の演技を見せてくださいました。特に作家として、クォン・ソクジュのナレーションをパク・ソンウン俳優の声で聞くことができて幸せです」と期待感を示した。
最後に、イム・ジヨンについては「イム・ジヨン俳優は長い時間をめぐりめぐって、一緒に働くことになった大切な縁です。彼女だけの正確な発音と清純可憐からたくましさを思う存分行き来する外見のため、ずいぶん前から一緒に作品をやりたかったのですが、ついに願いが叶いました。最近、悪役として注目されたが、愛らしい狂気がどれほどよく似合うかを一日も早くお見せしたい」と好評を博した。
パク・シヌ監督は『国民死刑投票』の中で、3人の主演俳優パク・ヘジン、パク・ソンウン、イム・ジヨンについて「3人の俳優全員、以前の作品とは違う姿で『国民死刑投票』に登場すると思います。清潔感あり洗練された雰囲気のパク・ヘジン俳優が荒い刑事に扮し、逆に荒い感じが強いパク・ソンウン俳優は人間的な父親の姿で登場します。前作で“国民的ヴィラン”となったイム・ジヨン俳優は、それとは正反対に愛らしさに狂気をスプーン一杯分追加された可愛い警察の姿を見ることができる」と話し、期待感を高めた。
続けて「監督として現場でキャラクターにシナジーを加える俳優たちと一緒にできて感謝しました。難易度の高い撮影が多かったが、俳優たちが完璧に準備してくれたおかげで撮影を無事に終えることができたと思う」と付け加えた。
俳優たちがどんな努力をしたのか、その努力とシナジーがドラマにどのような良い影響を与えたのかを感じられる回答だった。
製作陣が口をそろえて絶賛する「信じて見る俳優」3人の破格的な演技変身と輝かしい活躍が繰り広げられる『国民死刑投票』に期待が高まる。
なおドラマ『国民死刑投票』は8月10日21時に第1話と2話が連続で放送され、翌週からは1話ずつ放送される。また、日本ではAmazonプライムでの独占配信が決定した。
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