aespaやNCTなどの人気K-POPアーティストが多数所属するSMエンターテインメントが、アーティストの権益保護のためのサイトを新設した。
SMエンタは6月21日、所属アーティストの権益保護のための申告センター「KWANGYA(クァンヤ)119」をオープンした。
これはSMが2月に発表した「SM3.0」の成長戦略に含まれたアーティスト保護強化だ。
このサイトは「アーティストの名誉毀損申告」「違法チケット/著作権侵害申告」「訂正申告と意見提案」「サービス問い合わせ」に大きく区分されている。
アーティストの名誉毀損申告は、デマや誹謗中傷を目的とした掲示物はもちろん、フェイクニュースも申告可能となっている。SMタウンのホームページ会員なら誰でも利用可能だという。
アーティストたちがデマや悪意を持った誹謗中傷、プライバシー侵害などで頻繁な被害を受けていることから、SMエンタは今後、関連部署への情報提供資料をベースに違法か否かを確認し、告訴、告発措置を取る計画だ。このためSMは、今年3月に法務法人セジョンとの業務協約を結んでいた。
また、違法チケットや著作権侵害申告掲示板は、チケット不正取引を防止し、著作権を強化するなど、透明かつ公正なファンダム文化を構築するために用意された。SMエンタは不法チケット販売防止のため、公演主催社や前売りチケット販売先などと協議中で、協議が完了次第、同掲示板をオープンする。
ほかにも著作権侵害申告は、ネット上に違法に流れているSM所属アーティストの音楽や動画などに関する著作権侵害行為を受け付けている。
訂正申告&意見提案掲示板は、アーティストのアルバムや商品、イメージ、映像などにエラーを見つけた場合、ファンが積極的に情報提供できるよう用意された場だ。アーティストやSMエンタに対して望むことやアイデアも受け付けている。
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