新韓国ドラマ『悪鬼』(原題、SBS)が意味深なオープニング映像を公開した。あちこちに潜む悪鬼の存在が鳥肌を立たせると話題だ。
6月23日22時よりSBSで放送の『悪鬼』は、悪鬼に取り憑かれた女と、その悪鬼を見ることができる男が、疑問の死を暴くという韓国型オカルトミステリードラマ。
本日(6月20日)公開されたオープニング映像は、黒い墨で描かれた東洋画風のテイストが目を引く。特に、古い巨木から滴る血、奇怪な雰囲気は、まるで絵画の中に吸い込まれそうなスリルを与える。
ここで注目すべきは、まさに影で表現された“悪鬼”の存在だ。演出のイ・ジョンリム監督はインタビューで「作品の中で悪鬼を象徴する“影”のように、私たちがよく見ることができるもの、私たちに慣れたもので鬼と神の存在を具現化しようとした」と明らかにしたことがある。
これは、人間の欲望に食い込む悪鬼が私たちの人生にも潜んでおり、いつ、どのようにその存在を現すか分からないということを意味している。
悪鬼に取り憑かれたク・サンヨン(演者キム・テリ)、長い間悪鬼を追いかけてきた民俗学者ヨム・ヘサン(演者オ・ジョンセ)、そして殺人事件を追跡するイ・ホンセ(演者ホンギョン)が解かなければならない悪鬼の謎を暗示するような様々なイメージが、多様な話を想像させる。
古い巨木で首をくくった人、ドアを開けようとする謎の手、先が見えないほど暗い廊下に沿って大きくなる奇怪な影、そして不気味の視線が輝く謎の女性などは、本編で明らかになる見通しだ。
製作陣は、「『悪鬼』は民俗学を基にしている韓国型オカルト作品だけに、オープニングを東洋的画風で表現し、そのイメージを具現かしようとした」と説明。続いて、「この映像には複線が多く含まれている。『悪鬼』が公開されたあと、オープニングに込められた意味を探してみるのも面白いだろう」と述べている。
(記事提供=OSEN)
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