ガールズグループIVE(アイヴ)のサッカー始球式の衣装をめぐって賛否両論が巻き起こるなか、メンバー自らが釈明に乗り出した。
【写真】サッカー始球式でウォニョンが大胆露出ユニIVEは7月30日20時、水原(スウォン)ワールドカップ競技場で開催された「2025 Coupang Playシリーズ」第1試合にて、始球式とハーフタイム公演を披露した。
この日、Kリーグを代表する「チームKリーグ」と、2024/25カラバオカップ(リーグカップ)優勝チームのニューカッスル・ユナイテッドが対戦し、IVEは試合開始前に始球式を務めたほか、ハーフタイムには代表的なヒット曲のパフォーマンスを届け、熱い反応を呼び起こした。
しかし、始球式のためにユニフォームを着たIVEが登場すると、その衣装をめぐってネット上では賛否が噴出した。
IVEのメンバーたちはそれぞれのスタイルに合わせて、ユニフォームをリフォームして着用していたが、「始球式」という場面にはふさわしくないという意見が主だった。
実際、IVEのメンバーたちは太ももが露出するホットパンツを履いており、一部のメンバーはインナーパンツも履いていなかった。また、ユジン、イソ、レイはユニフォームの片側を下げて肩を露出しており、ウォニョンはユニフォーム全体を体に密着するチューブトップワンピース型に変えて、ボディラインが強調されるスタイルにしていた。
IVEはこの衣装のまま、始球式に続いてハーフタイム公演も行った。
これに対しネットユーザーからは、「短すぎるズボンのせいでダンス中も動きづらそうに見えた」と、過度な露出衣装に対する批判が殺到した。一方で、「動画で見ると特に問題は感じなかった」として、過剰反応だとする意見も一部では見られた。
それでも、ファンの怒りはこの衣装を用意したスタイリストや所属事務所に向けられ、中国のファンダムまでもが声明文を出して正式に抗議を行った。
中国ファンダムは「本日の始球式イベントでスタシップがウォニョンに着せた衣装は、あまりにも体に密着して露出が激しく、自然な動作に大きな制約を与えていた」とし、特に他のメンバーと比べて露出が目立っていたウォニョンの衣装に問題を提起した。
さらに、「ウォニョン本人が好む衣装スタイルを尊重してほしい」「イベントのコンセプトと衣装との調和を慎重に考慮してほしい」「メンバー間でのスタイリングの差別をやめてほしい」「若い女性アーティストに“セクシー”というレッテルを貼り続けないでほしい」などの要望も出した。
このような論争が続くなか、IVEの日本人メンバーであるレイは、ファンとのコミュニケーションプラットフォームを通じて「私たちIVEのユニフォーム、超かわいい。私たちがそれぞれ着たいようにリフォームをお願いした」というメッセージを送り、メンバーたち自身の意思で衣装を選んだことを説明した。
レイの説明により過熱していた非難の声は沈静化したものの、メンバーたちの魅力を損なう衣装だったという残念な声も依然として続いている。
なお、IVEは8月末にカムバックを確定させ、最終準備に突入している。約7カ月ぶりとなる新譜をリリースし、音楽業界に復帰してファンとの再会を果たす予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇IVE プロフィール
伝説的なガールズグループIZ*ONE出身のユジン(リーダー)とウォニョンを中心に、ガウル、リズ、イソ、そして日本人メンバーであるレイの6人で構成されたガールズグループ。公式デビュー前から優れたビジュアルで“全員センター級”と評された。2021年12月にデビューシングル『ELEVEN』を発売すると、7日という韓国音楽史上、最速で音楽番組1位に。続く2022年4月に発表した2ndシングル『LOVE DIVE』も各種チャートと音楽番組を席巻する大ヒットを記録し、デビューから半年でK-POP第4世代を代表するガールズグループとなった。2022年10月に『ELEVEN -Japanese ver.-』で日本デビューしている。
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