女優ハン・ヒョジュに脱税疑惑が浮上したなか、所属事務所がこれを否定した。
韓国メディア各所は12日、「ソウル国税庁が昨年末にハン・ヒョジュを相手に抜き打ち税務調査を行い、ハン・ヒョジュは税金の過少申告による6000万~7000万ウォン(約600万円~700万円)の追徴課税を受けた」と報じた。
昨今の韓国では、著名人に対する抜き打ちの税務調査が積極的に行われている。同じ時期に各種メディアによって「イ・ビョンホン、クォン・サンウ、キム・テヒ、ハン・ヒョジュら芸能人が“幽霊法人”を設立して不動産を購入し、節税を図っている」と報じられたためだ。報道によると先に挙げられた著名人らは家族の名義でペーパーカンパニーを設立し、個人ではなく法人名義で不動産を購入したという。
ハン・ヒョジュの税務調査に関する内容が報じられた翌日の13日、所属事務所BHエンターテインメントは公式立場を発表。「今回の調査は抜き打ちではなく定期的に行われているもので、実質的な問題や申告漏れ、ましてや脱税疑惑に発展するような事実はまったくなかった」と主張した。
一方で「調査の過程で、課税対象の可否に対する解釈の相違によって会計処理上の錯誤が生じた。そのため、一部費用に関しては追徴金として納付することとなった」と疑惑に至った経緯も説明している。
同事務所はさらに、「これまで当社とハン・ヒョジュは、誠実に税金を納付してきた。ハン・ヒョジュに関しては2011年に国税庁広報大使に任命されており、2014年には模範納税者として大統領表彰を受けるほど国民の義務をまっとうしている」とし、「ただの一度も故意に税金関連の操作をしたことはなく、ハン・ヒョジュをはじめとする当社に所属する芸能人らは今後も誠実に納付の義務を果たす」と改めて所属タレントの名誉を守る姿勢を見せた。
BHエンターテインメントは俳優イ・ビョンホンが設立した芸能事務所で、イ・ビョンホン、ハン・ヒョジュのほかにパク・ボヨン、キム・ゴウン、ハン・ジミンなどが所属している。
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