女優のコ・アソンと俳優のチャン・ユルが『春画恋愛談』(原題)に出演することが決まった。
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TVINGオリジナルシリーズ『春画恋愛談』は、王室の「花里姫」が夫を直接指名する制度により、世の中に出て自由な恋愛を楽しみながら繰り広げられるロマンスを描く。
本作のテーマとなっている同名の小説集『春画恋愛談』は、仮想の東方の国の姫が主体的な恋愛を繰り広げる王室ロマンス作品だ。愛を分かち合うシーンの美しい挿絵で、女性の間で密かに口コミが広がっている。
自由奔放に育った王室の末っ子の姫であり、自主的に愛を探しに出る花里姫役はコ・アソンが演じる。彼女はドラマ『トレーサー』や『ライフ・オン・マーズ』など多様な作品に出演し、独特なキャラクターを見せてきた。今回の『春画恋愛談』では、初めて19禁(日本でいう18禁)の時代劇に挑戦する。
深い演技力で備えた彼女が、自立した人生を築く花里姫として見せる新しい姿に関心が集まる。
そして、都城の最高の大金持ちで花里姫の最初の旦那候補に上がったチェ・ファン役にはチャン・ユルが選ばれた。チャン・ユルはNetflix『マイネーム:偽りと復讐』で確かな演技力を見せ、TVINGオリジナル『BARGAIN』(原題)の主演として注目を集めた。
今回の『春画恋愛談』では、美しい顔立ちでお金と女が大好きな浮気者のようで、どこか秘密を持つチェ・ファン役としてこれまでとは違う演技を見せる。
女性読者から人気を集めた王室ロマンス春画小説集をテーマにしているだけに、ドラマを制作する女性脚本家と女性監督にも注目が集まる。
演出はドラマ『愛だと言って』などのイ・グァンヨン監督が担当し、脚本はシチュエーションコメディ『ホント無理だから』のソ・ウンジョン作家が引き受けたことから、洗練された演出が期待される。
王室ロマンス、春画小説集という新鮮な素材と、コ・アソン、チャン・ユルの変身で期待の『春画恋愛談』は2024年公開予定だ。
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