『梨泰院クラス』超えは確実か…“韓国のマドンナ”(53)主演ドラマ、視聴率が急上昇中のワケ

2023年05月08日 話題

“韓国のマドンナ”と呼ばれる女優オム・ジョンファが主演を務めるドラマ『医師チャ・ジョンスク』(JTBC)が、『梨泰院クラス』の記録を塗り替える勢いだ。

【写真】「50代?」“韓国のマドンナ”の神スタイル

Netflixでも配信中の『医師チャ・ジョンスク』の視聴率が大幅に上昇し、韓国JTBCの歴代ドラマで5位に浮上した。

5月8日、視聴率調査会社ニールセンコリアの集計結果によると、5月7日に放送されたJTBCの土日ドラマ『医師チャ・ジョンスク』(演出キム・テジン、キム・ジョンウク、脚本チョン・ヨラン)の第8話の視聴率は、16.181%(全国有料放送世帯基準)を記録した。

これは第7話で記録した12.874%より、3.307%ポイントも上昇した数字だ。

それだけでなく首都圏では16.9%を記録し、同時間帯1位に。20~40代のターゲット視聴率でも5.6%ですべてのチャンネルで第1位に上がった。

『梨泰院クラス』と『SKYキャッスル』が射程に

(画像提供=JTBC)『医師チャ・ジョンスク』

『医師チャ・ジョンスク』は、第1話が4.937%で始まったが、第8話で何と3倍以上も視聴率が上昇した。口コミで視聴者が急速に流入し、第4話で2桁の視聴率を記録すると、毎週のように自己最高視聴率を更新している。

視聴率が大きく上昇して16.181%まで記録した『医師チャ・ジョンスク』は、JTBCの歴代ドラマで5位にまで浮上。今年1月に放送された『代理店』(原題)が16.044%で5位だったが、『医師チャ・ジョンスク』がわずかに上回り、歴代5位となった。

現在の勢いであれば、JTBCの歴代ドラマ4位の『梨泰院クラス』も超えそうだ。『梨泰院クラス』は16.548%を記録したが、この数字は最終回のもの。それをふまえると、『医師チャ・ジョンスク』が『梨泰院クラス』を超えるのは時間の問題だろう。『医師チャ・ジョンスク』は全16話で、ようやく折り返しだからだ。

まだ終映まで8話を残っており、視聴率が爆発的に上昇しているだけに、JTBC歴代ドラマ3位である『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』さえを超えるかもしれない。

(画像提供=JTBC)オム・ジョンファ

『SKYキャッスル』はシンドローム級の人気を集めて毎週話題を呼び集めたが、第15話になってようやく視聴率16%台を記録した。『医師チャ・ジョンスク』』は第8話ですでに視聴率が16%台になり、3位の座を十分に狙える位置にいる。

『医師チャ・ジョンスク』の人気は、話題性指数にも現れた。5月2日、オンラインコンテンツ競争力分析会社グッドデータコーポレーションが発表したTV-OTTドラマ話題性数値によれば、『医師チャ・ジョンスク』は『浪漫ドクター キム・サブ3』の初放送で1位から2位に下落したが、話題性の点数は前週対比75%も増加し、放送から2週間連続で上昇傾向を示した。

またドラマ出演者の話題性部門では、『医師チャ・ジョンスク』の主演女優オム・ジョンファと俳優キム・ビョンチョルが2週連続で1、2位を記録。同じ作品に出演中のミョン・セビンとミン・ウヒョク、そしてパク・チュングムまでトップ10に入った。

(写真提供=OSEN)オム・ジョンファ(左)とキム・ビョンチョル

最近、韓国ではOTT(動画配信サービス)ドラマが勢いを見せているが、『医師チャ・ジョンスク』が人気を集めているのは、“共感”の力が大きい。

不倫、婚外子など荒唐無稽なテーマがあるものの、チャ・ジョンスク(演者オム・ジョンファ)が医学部卒業後、20年以上も専業主婦として生きてきたが、50代を控えてあきらめていたレジデントの過程を経て、夢を失わずに挑戦する姿は、視聴者の感動を呼び起こしている。

特にオム・ジョンファがチャ・ジョンスクのキャラクターをリアルに描き出している点が、共感ポイントに力を加えている。オム・ジョンファの熱演によって視聴者は、チャ・ジョンスクに没頭して切なさを感じ、涙を流しながらドラマを視聴している。

(記事提供=OSEN)

◇オム・ジョンファ プロフィール

1969年8月17日生まれ。1992年に映画『結婚物語』で女優デビューし、翌年には歌手活動もスタート。1997年のアルバム『後愛』のヒットで全盛期を迎え、色気を前面にしたコンセプトで次々とヒット曲を生み、“韓国のマドンナ”と呼ばれた。女優としても数々のドラマや映画に主演し、ヒット作多数。日本ドラマのリメイク版『結婚できない男』(2009年)でも主演を務めた。2010年には甲状腺ガンで手術を受けたことを公表。2022年のドラマ『私たちのブルース』で好演して注目を集めた。

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